ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は日中ポカポカした陽気でした。
でも風が強かったので、体感温度は低かったですね。
今日は日本では終戦記念日ですが、、こちらは聖母マリアの被昇天祭で祝日です。
聖母マリアが天に召されたことを祝う日なのです。
いつもの年ならば、朝早くからキリスト教徒が近くの教会まで歩く姿を見ることができます。
何人かが無言でぞろぞろとゆっくり歩いて行く様は、少し奇妙なのですよ。
でも、今年は安全上の理由から、教会までの巡行は行われませんでした。
昨日14日の早朝、本島の北東部にある町ポンディミエの、国の遺産にまでに指定されている教会施設が破壊、放火されたことにも影響されての処置と思われます。
赤い可愛らしい屋根を持つ古いこの教会。
祭壇、礼拝堂内部、聖具室が特に被害が大きかったと報道されています。
火元は7箇所にも及ぶそうです。
ポンディミエはヌメアから車で4時間ほどのところにある小さな町です。
今回の暴動が始まってから、すでに4箇所の宗教施設が被害に遭いました。
教会を放火するという非礼を許すことはできません。
犯人は何をしたいのでしょう。
来週からは、ほとんどの学校で始業時間が元に戻ります。
寄宿舎も再開するようです。
でも、まだ油断できない。
いつになったら穏やかな笑顔が戻るのでしょうか。