心が痛まないのだろうか。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日はまずまず良い天気でした。

少し雨がぱらつきましたが、気にするほどではありませんでした。

 

おかげで夕焼けがキレイでした!

 

 

17時半の太陽です。

 

 

 

 

息子の友人の中に車椅子の子がいます。

 

彼は船のなかでお父さんと生活しているようで。

今度泊まりに来てって言われた。と息子。

この2週間の学校休暇の間に泊まりに行きたいようです。

 

 

彼の足が不自由になったのは、サメのせいです。

一家で生活していた船で少し沖に出て泳いでいたところ、、襲われたそうです。

片足膝から下を食いちぎられてしまった彼。

 

すぐにシドニーの病院にヘリコプターで運ばれました。

手術をして、しばらく入院をして。

 

それでも彼は明るいです。

偉いな。と思います。

 

 

悲しいことに、不幸は彼がサメに襲われただけで終わりませんでした。

 

政府から送られたお見舞金と、有志から受けたお見舞金。

それを。

お母さんが盗んで逃げたんだそうです。

しかもフランスへ。

 

 

そして両親は離婚をしました。

お父さんはお母さんを許すことはできなかったのです。

 

 

 

 

今日の夕食はチャーハンにしました。

作っている最中に主人に聞かれたので、そのまま言うと。

舌打ちされてしまいました。

 

うちは裕福というわけではありません。

もう少し生活のレベルを上げたいなと思います。

節約倹約も限度があります。

 

 

 

それでも人を騙してまでお金を得ようと思ったことはありません。

そんなことをしても罪悪感だけが残るだけでしょうから。

 

 

 

 

彼のお母さんは、軍事警察官だそうです。

それなりの給料をもらっているはずです。

そんな人が、子供の治療のためのお金を騙し取るなんて。

 

 

なんだか悲しい話です。