捕獲作戦は許されるのか。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日はとても良い天気でした。

雲がほとんどなく、気持ちいい気温。

 

洗濯日和でした!

 

 

 

黄色いフランボワイアンもそろそろ見納めですね。

 

 

 

 

日曜の午前中にサメが、女性に襲いかかってから。

捕獲作戦が遂行されています。

 

mikomiko85.hatenablog.com

 

 

昨日はオオメジロザメが1頭。

今日はイタチザメが3頭。

 

オオメジロザメは海水だけではなく、淡水でも生きることができる種類です。

浅瀬でも十分生活できる知恵を持っています。

 

イタチザメは他のサメと違った形の歯を持つ種類。

背中の模様から、タイガーシャークとも言われます。

 

凶暴とはいえ、警戒心が強いのもサメの特徴です。

 

 

「捕獲」されただけなら、まだしも。

4頭とも殺されてしまいました。

 

 

 

皆が安心して海で遊べるように、凶暴なサメは殺処分。

 

 

 

わからないでもありません。

でも、海はもともと彼らのもの。

 

 

 

 

 

沖に魚がいなくて、浅瀬まで迷い込んでしまったのでしょうか。

低気圧が通過した後で海が汚かったから、きちんと見えなかったのかもしれません。

 

 

 

サメは50mプールに血が1滴垂らされただけで、その匂いに気がつくと言います。

それだけの嗅覚を持つのです。

だからこそ、世界各地でサメに襲われた事件が後を立ちません。

 

 

 

サメよけネットはあちこちであります。

 

でも、ネットがつかまえるのは、何もサメだけではありません。

大きな魚なら全て。

 

 

 

サメは、今の所、8種類がワシントン条約で保護されています。

保護されていない種類だからいいというわけでもありません。

サメを捕獲することにより、生態系の歪みを生むことも考えられるのです。

 

サメをイルカのように調教する事は難しいでしょう。

 

でも海の仲間。

地球で生きている仲間です。

 

 

サメだけが悪いわけではありません。

人間により生息地が狭まっていること。

サメだって被害者なのです。

 

 

今までのツケが。

きているということを。

 

肝に銘じないといけないのでしょう。