ニューカレドニアから、こんばんは。
今日はとても良い天気でした。
雲がほとんどなく、気持ちいい気温。
洗濯日和でした!
黄色いフランボワイアンもそろそろ見納めですね。
日曜の午前中にサメが、女性に襲いかかってから。
捕獲作戦が遂行されています。
昨日はオオメジロザメが1頭。
今日はイタチザメが3頭。
オオメジロザメは海水だけではなく、淡水でも生きることができる種類です。
浅瀬でも十分生活できる知恵を持っています。
イタチザメは他のサメと違った形の歯を持つ種類。
背中の模様から、タイガーシャークとも言われます。
凶暴とはいえ、警戒心が強いのもサメの特徴です。
「捕獲」されただけなら、まだしも。
4頭とも殺されてしまいました。
皆が安心して海で遊べるように、凶暴なサメは殺処分。
わからないでもありません。
でも、海はもともと彼らのもの。
沖に魚がいなくて、浅瀬まで迷い込んでしまったのでしょうか。
低気圧が通過した後で海が汚かったから、きちんと見えなかったのかもしれません。
サメは50mプールに血が1滴垂らされただけで、その匂いに気がつくと言います。
それだけの嗅覚を持つのです。
だからこそ、世界各地でサメに襲われた事件が後を立ちません。
サメよけネットはあちこちであります。
でも、ネットがつかまえるのは、何もサメだけではありません。
大きな魚なら全て。
サメは、今の所、8種類がワシントン条約で保護されています。
保護されていない種類だからいいというわけでもありません。
サメを捕獲することにより、生態系の歪みを生むことも考えられるのです。
サメをイルカのように調教する事は難しいでしょう。
でも海の仲間。
地球で生きている仲間です。
サメだけが悪いわけではありません。
人間により生息地が狭まっていること。
サメだって被害者なのです。
今までのツケが。
きているということを。
肝に銘じないといけないのでしょう。