ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は雲が多い割に太陽も顔を出して。
風もあるし、気温はそこまで上がらずで過ごしやすい1日でした。
いい具合に雲があるって感じ。
夕方、庭で遊んでいたドラ。
急に走ったと思ったら、庭にある倉庫の前で、待機です。
追いかけていたとかげが倉庫の中に入ったのでしょう。
ドラがこの場所を離れるまで、20分以上。
猫の集中力って案外あるんだなと思ったのでした。
で、今日は来年2月から息子がいく高校へ書類を提出に行ってきました。
公立の高校。
数年前にできたばかりのキレイな高校です。
健康に対しての問診票や、住所証明、戸籍証明などなど。
銀行の口座番号なんてものも(これはちょっと疑問)。
で、授業料やら、結局いくらなんだろう。。とハラハラしていた私を横に、その女性。
この1つ書類が足りませんので、来週までに持ってきてくださいね。
で、以上です。
ですって。
給食を食べない息子は。
支払うものがない!ということで。
無料。
らしいです。
金額の明記がなくて、どのくらいかかるのだろうかと不安になっていた私ですが。
明記がない=不親切。ではなく、払う必要がないから明記をしていないということだったようで。
実習に伴う物に関しては、別途所定の場所で購入すること。ということですが。
まあこれは当たり前。
高校で授業料がかからない。
確かに公立ですけどね。
考えてみたら、息子は公立の幼稚園と小学校へ行きました。
ここでは授業料としてお金を払った記憶がない。
ただ、PTA費用として年500円程度払ったような。
そんなものでした。
中学は私立に行きました。
ここで支払ったのは、1年20000円ほどの授業料。
あとは制服代。
これも2年に一度、購入しただけ。
8000円ほど。
まあポロシャツ3枚と体育時のTシャツ1枚、ジャケット1枚。
下は規定がないのです。
ジーパンでもいいし、スカートでもいいし。
これでも安いと思ってました。
聞くと何故か公立の中学より安かったくらい。
確かに日本は教育にお金がかかりすぎですね。
授業料はともかく、入学金なんて、どうしてあんな大金を払う必要があるのか。
不思議です。
公立でもそれなりにしますものね。
制服代だって、大きな負担。
その時期しか使わないのに。
私も奨学金をもらって大学に行った身です。
それでも大学時代も就職してからもキツかった。
成人式の着物をレンタルするのも、写真屋さんへの支払いも、奨学金から。
就職する前に請求書が来ましたね。
1回目の支払いは、バイト代から出した覚えが。。そういえば。
そんな苦労、ここではないみたいです。
知り合いの娘さん、フランスの大学に行くために奨学金をもらったけど、結局大学生活は1年しか持たずに、フランスを引き払ってヌメアに戻ってきたのです。
奨学金を返さないといけないだろう。と思うでしょう。
家賃の補助に学費の補助。
フランスからヌメアまでの1回分往復費用。
1年でもかなりの金額です。
親が建て替えないといけないとか聞いていたから。。
大変だな、でも、人ごとじゃないかも。と思っていたら。
制度が新しくなって?
返金する必要もないらしいのです。
すごくないですか?
日本じゃないから?
国によって違うのも仕方ないけど、やはり借りたものは返す方がいいのでは。と思ってしまいます。
教育上。
借りても逃げることができると解釈されると、、後々大変です。
奨学金をもらうには日本と同じく審査があります。
両親の収入も審査の対象。
ここは物価が高いです。
消費税も最大22%かかります。
ゴミ回収費も払う義務があります。
相続税も固定資産税も日本より数倍高いです。
でも、教育費はあまりかからない。
この辺ですね。
日本も高校の無償化の動きがありますが、そうなれば、間違いなく消費税や他のもので、国民が負担することになるわけです。
無料にして欲しいけど、消費税を上げるのは反対。
まあそうですよね。
普通の考え方はそうでしょう。
少子化が進んでいる今、学校も生き残りをかけて、削れるものは削って支出を減らし、生徒の親からなるべく搾取しないで済む方法を考えるのが先でしょう。
学校のブランドにあぐらをかくのは、時代錯誤になると思います。
そこから、段階的に、無償化なりにむけて動き出すのが理想なのではないかと。
今の状態で無償化にすれば、国民にしわ寄せがくるだけです。
ただ藪から棒に、教育費にお金がかからないっていいな。ではないということです。