ニューカレドニアから、こんばんは。
今朝はキレイなハロが見えました。
ハロとは、太陽や月に薄い雲がかかった時に周囲にできる光の輪のこと。
雲を形成する氷晶が光のプリズムとして働き、太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける際に屈折されることで発生するそうです。(wikipediaより)
神秘的ですよね。
先週、廃校を決めた中学校の周辺住民、親たちが、廃校反対を訴えているようです。
規模が大きな中学校です。
施設の70%がダメージを受けています。
直すにも、8億フランもかかるというのです。
日本円では10億円を超えるでしょう。
いくつかの中学に分かれてしまうでしょう。
また市バスが復旧していない状態で、車もない家族はどうやって子供達を学校に連れて行くことができるのか、わからないと言います。
この地区は貧困層が多いから、新しい学校に溶け込めるのかも不安な子供たちも。
思い入れもあるでしょうし、周辺住民としては直してほしいでしょう。
そこまでのお金がかかるのなら、前と同じ規模にする必要はないのかもしれません。
一部の人たちの身勝手な行動により、こんな事態になってしまって。
暴動前の生活に戻りたくても戻れない人たち。
同じ島に住む人たち。
同じ人間です。
皮膚の色、祖先のこと、関係ないのです。
今の時代に生きているということで仲間なのですから。
言い伝えでは、黄色のハロは、幸運をもたらすそうです。
このまま暴動が収まって、穏やかな日々が戻るといいのですが。