ニューカレドニアから、こんばんは。
今朝はまた寒かったです。。
猫のドラも家の中で日差しが届くところで縮こまっていました。
ソファーに上がればいいのに。
手が届くところに花が出てきました。
ライチの花です。
小さくて可愛らしい花ですよね。
昨日の撤去で、ほとんど道路に障害物がなくなりました。
少し路肩には残っているものの、通行はできます。
が、道路の掃除までは終わっていなくて、、通る時には注意が必要です。
今回の暴動で70%もの被害を受けた、ある中学が廃校を決めました。
修繕をするのも限界があり、さらに巨額の資金を投入するのは難しいと判断したからです。
もともと通っていた子供たちは、いくつもの中学に分かれて編入することになるでしょう。
規模が大きな中学だったので、その手続きも大変そうです。
編入する子供たちも、馴染むのに時間がかかるでしょう。
この中学はカナック系の子供たちが多く通っていたからです。
子供たちの中でも、人種が違う子供とは遊ばないという暗黙のルールができあがってしまっているようです。
これが一番怖いことです。
親がそんな姿勢なのでしょう。
でも、この国の場合、1つの人種だけで独立を考えるのは無理なのです。
ピュアなカナックの人たちはもういないからです。
どこかで、フランス人、バヌアツ人、フィジーやワリスフツナ、アジア系が混じっているのです。
他者を排除するのは簡単です。
逆に受け入れるのは簡単ではありません。
でもどこで線を引くのでしょうか。
自分たちの土地だと主張するのはわかります。
でも、戦後、日本人が日本という国を守ろうとしたのとは違います。
暴動が始まってからそろそろ3ヶ月。
最近はなんとなく静かになってきたようには思えます。
なのに根本的なことは何も決まっていないのです。
このままなし崩しになるのは怖いです。
またいつ暴れるのか予想がつかないからです。
終着点はどこなのでしょう。
それはいつのことになるのでしょう。
早く落ち着いて欲しいです。