2年間で34%もの値上げ。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

庭のライチの花に来ているミツバチを写真に撮ることができました。

 

朝早くからうるさいぐらいに音を立てて仕事をしてくれますが、いざ写真を撮ろうとするとその花から逃げてしまうのです。

あちこちの花を渡るのでしょうから仕方ないのでしょうが。

 

 

 

 

 

ニューカレドニア議会は、今日、公務員の定年年齢の引き上げを決めました。

今までは60歳。でしたが、62歳にするというのです。

62歳にしても、日本から比べたら、早いほうですよね。

が、あちこちで文句が出ることになるでしょう。

 

これは年金基金を節約するためです。

暴動が始まってから、さらに厳しくなっているからです。

 

 

また、職を失った人たちへ、電気代を月5000フラン、4ヶ月を上限で援助することも決まりました。

 

その一方で、電気代の値上げが10月から行われることになりました。

電気会社の赤字救済のためです。

2年間で34%近く値上げをするというのです。

たとえ3段階とは言え11%ほど。

 

それでも値上げによって捻出できる予想金額は80億フラン。

ここまで住民に負担させるというのはひどいです。

 

でも、189億フランもの赤字というのですから、すごい額です。

そこまで赤字を出す会社、もはや会社ではないでしょう。

1から経営を立て直した方が良いでしょうね。

 

 

 

まだ終わっていませんが、暴動が終わっても大きな問題がいくつも出てくるでしょう。

暴動後の方が、厄介だと思われます。