ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は朝晴れていたものの、夕方にパラパラときたりと予測ができない天気でした。
いまいち気温も上がらなかったですね。
9月1日から砂糖税が導入されてから初めてスーパーに行ったので、どのくらい値段が上がっているのかをチェックしたのですが。
コカコーラがやはり値上がっていました。。
560フラン、1ボトル。
それまでは確か、470フランだったはず。
日本円計算にすると、750円にもなってしまうのです。
5月13日に暴動が起きてすぐ、コカコーラの工場が放火されました。
それでニューカレドニア国内でコカコーラやスプライトの生産ができなくなってしまったのです。
今は、フイジーからコカコーラも輸入です。。
このタイミングで値段は上がらなかったのですが、、よく見てみたら量が違うのです。
ヌメアの工場では、1、5リットルでした。
フイジー、ナンディからのコカコーラは1、25リットル。
いくら同じ値段でも、、騙されません(笑。
工場の放火後の写真がgoogleに出てきてました。
スクリーンショットにしたので、見にくいかと思いますが、、
これは放火された時の様子。
煙が出ているところと、隣の大きなグレーの屋根も工場です。
有毒ガスが出て近隣住民が避難する騒ぎにもなったようです。
100mlにつきコカコーラは10.6gの砂糖が入っているようなので、砂糖税は1リットルで40フラン。
1、25リットルの場合は、50フランの税がかかることになります。
でも値上げは砂糖税分だけではないようです。
もともとコカコーラなどの炭酸飲料は、嗜好品としての扱いで、消費税が22%かかっていました。
ということは。
この砂糖税にも22%の消費税がかかっているのでしょう。
二重課税ですね。
また、ここで販売されている砂糖は全て輸入物です。
輸入の際に税金がかかるということ。
でも、その砂糖を使ってお菓子をここで作って販売するとなったら。
そのお菓子に対しても砂糖税はかかってきます。
ここでも二重課税。
導入まで時間があったはずの砂糖税ですが。
もう少しシュミレーションをして議論をする必要があったのではないかと思うのです。
何事に対しても、詰めが甘いのです。
独立するとなっても、想像がつきます。