ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は1日風が強かったです。
天気は良いですが。
どうしても乾燥しますね。
昨日の朝、実母からメッセージをもらって、どうやって返そうかといろいろ考えていました。
なんだかまだもやっとします。
と言っても、間違いを指摘する勇気はありません。
再婚後の家族に、亡き妹に、嫉妬をしているのかもしれません。
誕生日を忘れられたことで、拗ねているのかもしれません。
自分でもよくわかりません。
まあ一度捨てられた身ですから、臆病になるわけです。
必要以上に人の顔色を伺うくらいには。
私の両親は、私が5歳の時に離婚しました。
まだあの頃は離婚が珍しかった頃。
小さい私は母と一緒にいたかったのに、経済的な理由も含めて、親権を手放さないといけなくなった母。
5歳では大人の事情なんてわかりません。
親権が父になったという裁判結果を聞いて家に戻る際のバスの中。
どうして、負けちゃったの?
私、ジャンケン強いから、私が代わりにやってあげたのに。
こんな言葉を母にかけた記憶があります。
きっと母はかなり落ち込んでいたのでしょうね。
そんな母を元気つけたくて。
それが、姉が新聞に投稿した詩を見て、名乗りを上げてきたのです。
私が24歳の頃でした。
突然に。
ずっと音沙汰なかったのに。
いくら母娘でも、血が繋がっていても。
20年くらい音信不通だった人と、いきなり円満な関係が築けるわけがありません。
複雑でしたね。
感動の再会。とはなりませんでした。
母は、泣いて謝ってくれました。
それでも、過去の心の傷は、、変わらないのです。
離婚の原因は父の暴力と母の浮気。
どっちもどっち。
夫婦の事情はいろいろだったでしょう。
父が母に暴力を振るっていた記憶もしっかりあります。
音信不通だった20年間、おめでとうをも言えなかった間柄。
だから、再会後は、その日くらい、覚えていて欲しかったな。と思うのです。
父親ならともかく、母親だから。
がっかりというか。
なんというか。
自分が母にとってそんな程度の存在なんだということ。
思い知ったというか。
恨んでいるわけではないのです。
20年間分の償いをして欲しいわけでもないのです。
ただ。
それでも変に冷めた自分がいます。
やはり、私はさそり座の女だからでしょう。