思い出のどうぶつずかん。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

昨夜は強い雨が降りました。

屋根を打つ雨の音がうるさかったくらいです。

 

午前中は今いちの天気でしたが、午後から青空が見えてきました。

 

 

そんな今日お昼前から、隣で誕生日パーティが開かれています。

たくさんの車が、目の前に停まっています。

 

お昼前から、バーベキューをし始めて。

あっという間にうちの庭も煙で見えなくなるくらいに。

家の中も煙臭いです。。

 

テラスの干していた洗濯物も、、

臭くなった感じ。

これは、、洗い直しをしないといけないでしょうね(涙。

 

夜になってもパーティは続いています。

音楽もうるさいし。

まだまだ続きそうです。

 

 

 

 

 

今でさえ、見上げるほどの身長の息子ですが、、

 

小さい頃は小さくて細くて、少食で。

しかも人見知りで。

2歳11ヶ月に幼稚園に入るまで、私と一緒だったから。

 

言葉も出ずに、先生にはとても迷惑をかけました。

家の中ではほとんど日本語で過ごしていたというのに、幼稚園でいきなりフランス語ですからね。

 

 

幼稚園に連れて行くのでさえ一苦労でした。

パジャマから洋服に着替えたら、行かないといけない。というのがわかってしまってから、着替えさせるのも苦労しました。

学校に来て行ってもおかしくないものをパジャマとして選び、同じ洋服で幼稚園に行かせることもありました。

 

車に乗せるのも一苦労。

駐車場で車から降ろすのも一苦労。

教室まで歩こうとしなくて、おんぶして行ったことも。

 

 

先生におしっこに行きたいと言えず、お漏らししたことは数知れず。

息子のカバンには大きく名前を書かれました。

見つけやすいようにです。

 

そんな教室から脱走したこともありました。

 

 

 

楽しんで幼稚園に行ってもらおうと、いろいろ私も工夫しました。

二人で写った写真をお守りに持たせたり。

好きな本を持たせたり。

 

基本、この本を持たせました。

 

ひさかたチャイルドの「どうぶつずかん」

わらべきみかさんのイラスト。

 

 

 

大きく動物が描かれているこの図鑑。

日本語の解説は読めなくても、可愛らしい絵が教えてくれます。

少しくらい間違っていても特に問題ないし。

 

先生も本を気に入ってくれて、授業で使ったり。

そうしてだんだん人見知りが和らいできたような。

 

 

自分が好きなものを共有できるというのは、安心感や親近感が湧くものですね。

 

 

 

 

中身はこんな感じです。

 

ライオンの親子!

 

 

 

しまうまとチンパンジー

 

 

 

ひぐまとほっきょくぐま。

 



カンガルーとコアラ。

 

 

 

そしてきりん。

 

 

親しみやすいイラスト。

 

 

絵本のページをめくるたびに目を輝かして、覗き込んでくる子供たち。

それは全国共通です。

 

www.hisakata.co.jp

 

 

今でもこの図鑑は大事に息子の部屋のキャビネットの中にあります。

すでに15年以上経って、ぼろくなったけど、捨てることはないでしょう。

 

本当に助けられた本でした。

息子もきっとこの本を見て、色々と思い出してくれるでしょうか。