ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は9月24日。
ニューカレドニアのナショナルデーです。
1853年の9月24日にフランス領と宣言されたからです。
ニューカレドニアがフランス領としてスタートした日。
この日は、通称カナック(ニューカレドニアの原住民)の日と言われますが、、逆に原住民からしてみたら、フランスの統治が始まった日でもあるので、喜んでいい日なのか、、わかりません。
それでも、自分たちのために祝日があるのは嬉しいようです。
あちこちでイベントが開催されるこの日。
スーパーなどもほとんどが閉まります。
今日はお昼前にぱらっと雨が降りましたが、それ以降は湿気がありながらも良い天気になりました。
雨にぬれて木々の緑がキラキラです。
そんな中で、桑の実が出てきました。
初めは緑というか白い実ですが。。
しばらくすると、赤になり、黒くなります。
しっかり黒くなれば、食べごろです。
黒くなると甘くなります。
猫のドラのエリザベスカラーを今日外しました。
お尻に傷を見つけて、医者に行ったらつけられたわけで。
ドラからしてみたら、
変なところに連れて行かれて。
変なものつけさせられて。
邪魔で邪魔で仕方なくて。
動きが制限されるし。
ストレスだったでしょうね。
10日間。
私も?我慢しました。
外してから、30分以上。。毛繕い。。
ずっとやりたくてもできなかったことだったのでしょう。
カラーの内側を舐めていたくらい。
そして久しぶりに耳の掃除もしました!
カラーをかぶっているし、外に出ているわけでもないし、汚れていないだろう。と思ったけど。。。
いやいや真っ黒でした。
定期的にしてあげないとダメですね。
ニューカレドニアではここ数年、若者の自殺が増加しています。
子供たちの自殺の背景に、日本と同じくいじめの問題があります。
人種差別もまだ根強く残っていることから、大きく取り上げられていないものの、あるのです。
また、家庭の環境の変化に振り回される子供たち。
ここでの離婚率はとても高いです。
離婚した場合は、共同親権になるので、子供が交互に行ったり来たりすることになります。
そのことでストレスを抱えていたり。
子供たちがその死に直面した場合。
大人は真相を隠そうとしますよね。
なぜ死のうとしたのか。
何がそこまで追い詰めたのか。
子供たちは友達の死を受け入れるのに時間がかかるのです。
そして敏感です。
今まで普通に一緒の学校に通っていた子が、急に目の前からいなくなってしまったら。
もしかして、自分の言ったことが引き金になったのかもしれない。
罪悪感がつきまといます。
引きずります。
簡単に忘れることができません。
真実は闇の中ですもの。
大人たちは隠そうとしますが、隠してはいけないことだと思います。
そうでないと、子供たちは前に進めないから。
そして自殺未遂も多いです。
10〜18歳までの15.7%が1年以内に自殺を考えたことがあるという統計が出ています。
自殺まで追い詰められた人を説得することは難しいでしょう。
冷静にはなれていないから。
死にたいという気持ち。
わからないでもありません。
ニューカレドニアにもSOSの電話サービスがあります。
自分から話そうと考えているのなら、きっかけさえあれば前を向いて歩き出すことができるでしょう。
でも、問題は自分の殻に閉じこもってしまう子供たち。
なんでも聞いてくれるような友達、家族。
自分だけではないと思える安心感。
自分の居場所。
これが、必要なんだと思います。