国内線ストライキ中💦

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

寒い朝でした。

今朝主人は、今夜は遅くなると言って出勤していきました。

 

6時半の朝焼け。

主人を送り届けてから撮った写真。

日の出が早くなってきた気がします。

 

 

 

 

そして、息子を教習所に送ろうと家を出たタイミングに。

私の携帯がなりました。

誰かと思えば主人でした。

 

もう終わったから迎えにきて。と。

 

はい?

遅くなると、さっき言ったはず?

8時半ですよ。

たった2時間半で終わりですか。。

雨でもないのに。

 

 

今日1日の予定を考えて息子と家を出ようとしただけに、、、

ショックです。

 

主人の仕事は、不規則。

時間が読めないことが多々あります。

 

 

私は、、これが一番嫌いです(笑。

予定通りに行かないこと。

ある程度、ラフに考えているのですが、直前になってこうなると、寂しいですね。

 

主人が家にいるとどうしても彼中心になりますから。

あちこちと連れまわされて、自分がやりたいことができていないまま、夜になる。。

はあ。今日もです(涙。

 

 

 

 

 

 

今日、ニューカレドニアの国内線は、全線キャンセルになりました。

イルデパン、ウベア、リフー、マレなどを繋ぐ、エアカレドニーという航空会社です。

 

チケット売り場や販売代理店も閉鎖されました。

ストライキでです。

 

今日は20便が予定されていました。

1400人もの乗客が足止めを食らったことになります。

 

 

ストライキのきっかけになったのは、一人の女性パイロット。

会社側が女性パイロットに対して、資格と経験不足ということで、更なる訓練と研修を受けるように連絡したそうです。

でも、その女性パイロットは拒否をしました。

自分は問題ない。ということで。

 

拒否をするだけならまだ良いでしょう。

彼女は組合事務所に駆け込みました。

ここニューカレドニアでは、日本と違って会社ごとに組合があるわけではありません。

大きな組合の組織があって、希望者のみ参加する形です。

なので、いろいろな会社の労働者が揃うわけです。

 

 

彼女は資格や経験が足りていないという事実だけではなく、人種差別、女性差別も一緒に訴えました。

彼女はメラネシア人だったから。

 

 

このストライキは4日から続いています。

昨日までは一部のフライトが遅延するだけでしたが、今日は全面的にキャンセル。

 

ちなみに、今は2週間、学校が休みです。

離島に出かける家族も多いことでしょう。

 

ですので、会社からしてみたら、大きなダメージになるわけです。

もちろん、会社側は、歩み寄りの提案をしています。

最終テストで合格するようにトレーニングを手助けすることも約束しています。

 

 

組合側は、会社の提案も拒否している状態です。

求めているのは、パイロットとして、即時、無条件の復職。

 

 

会社側は、こうコメントしています。

 

『我が社は、航空業界に興味を持つ地元の若者を支援するために、積極的に採用しています。

それでも、乗客の安全は妥協することはできません。」

当たり前です。

 

 

明日はフライト再開になるようです。

でも、今日の便のキャンセルを受けて、しばらく落ち着かない日々になるでしょうね。

 

 

 

権利は使うべきでしょう。

でも、その前にやるべきことをやってから、権利を主張する大人になりたいですね。