仲間外れはイジメに当たるのか。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

今日もポカポカです。

このまま春そして夏になってしまうのでしょうか。

 

 

 

オプイの花も嬉しそうです。

 

 

 

 

知り合いの息子さんが昨日の朝、学校に行きたくないと急に言い始めたそうです。

彼は小学6年生。

 

学校で最近、仲間外れにされているみたいです。

 

 

客観的にみて、いじめと言うほどではないのかもしれません。

いや、いじめの1つです。

 

仲間外れ、無視。

立派なイジメです。

 

 

 

人間は少数派のことをよく思わない節があります。

みんなと同じと言う安心感もあります。

 

それにより仲間外れが起きるわけで。

 

 

でも。

皆一緒だったら、つまらないと思うのです。

違うのが当たり前です。

 

少しの違いが個性になるでしょう。

それが長所になるのですから。

 

 

 

私も小さい頃は仲間外れにされました。

 

両親が離婚していて。

父親に引き取られて。

母親がいないから。

 

格好の的です。

 

 

友達のお母さんにも直接言われました。

うちの子と遊ばないで。

あなたにはお母さんがいないでしょう。

うちとは違うから。

 

 

 

何も言えないですね。

私が両親に離婚を勧めたわけでもありません。

私が原因なのかもわかりません。

 

離婚しても、一緒に住んでいなくても、お母さんはお母さんです。

 

 

私が子供の頃は、離婚すると言うことはとても珍しかったのです。

女は黙って耐えるだけ。という風潮があったから。

 

暴力があっても、子供には奮わないのでしょう。

暴言があっても、酔っている時だけでしょう。

男の人はそんなものよ。そう言われるだけ。

 

 

 

 

うちのお母さんが、遊ぶなって言うんだ。

 

そのお母さんから子供へ。

その子供からクラスメイトへ。

 

 

 

こんなことは、あっという間に伝わっていきます。

クラスの中で孤立です。

 

 

 

もし、急に学校に行きたくないと子供が言い出したら。

 

学校を休むのが逃げになる。なんて思わないでください。

休んだら、いじめっ子がもっとつけあがる。なんて思わないでください。

 

 

1日くらい、2日くらい。

いや1週間くらい。

休んだっていいと思うのです。

 

 

そして嫌な気持ちを解放させてあげてください。

休んでどこかへ出掛けてしまいましょう。

リフレッシュです。

 

 

 

 

子供たちは、親に言う前にずっと我慢してきています。

それが限界に近いから、親に相談する。

これを突き放すと、手遅れになることだってあります。

 

 

 

よく頑張ったね。と声をかけて、抱きしめてあげましょう。

小さな体で耐えてきたのです。

 

話をしてくれてありがとう。

もう大丈夫だから。

 

目を見てきちんと話を聞いてあげましょう。

 

 

少し休んで、客観的にみることができたら。

道が開けてくることもあります。

だから焦らないで。

 

 

 

そこから親が学校に相談しに行くのがいいのかどうかは、状況次第でしょう。

学校側に否定されてしまったり、それによっていじめがひどくなるかもしれません。

子供の心の傷がさらに深くなることも考えられるからです。

慎重にいかないといけません。

 

 

 

 

私は、いじめられていることを親に言うことができませんでした。

 

でも、終業式の日。

靴を隠されてしまったのです。

仕方なく室内ばきで帰ることに。

そうなったら、言うしかありません。

先生は隠した子供を呼び出して、一緒になって探してくれました。

 

 

 

 

いじめた方は数年前のこと、数十年前のこと。忘れていることが多いです。

でも、いじめられた方は。

覚えているんです。

記憶を消し去りたいけど、簡単に消せないのです。

 

 

いじめは卑怯者のすること。

だから同じ土俵に立たないで。

自分を責めないで欲しいのです。