たくさん話そう、たくさん聞こう。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

今日は曖昧な空模様でした。

お昼前からパラパラと降ってきて。

 

また雨かあ。とちょっと憂鬱です。

 

 

雲は薄いけど。

 

 

 

 

フランスにいる、主人の元同僚の女性が、結婚することになったそうです。

 

すでに3人は子供がいて、年齢も50を超えています。

それはそれはおめでたいことです。

 

 

 

相手の男性はイタリア人。

イタリア語が母国語で、英語も話せるという人。

彼女は、フランス語が母国語で、英語はいまいちです。

 

 

この2人の会話は英語らしいのですが。

仕事でフランスを離れてしまった彼に、メッセージ送りたいのにいまいち英語がわからない。とうちの主人に泣きついてきたそうです。

 

確かに面と向かって話すのなら、ボディランゲージも使えます。

話の前後から、想像することもできるでしょう。

表情で察することができるでしょう。

 

 

でも、メッセージのみのやりとりの場合。

文章が一人歩きしてしまうし、相手の表情も見えません。

なので難しいと。

 

 

 

フランス人は、自分の言語に絶対的な自信を持っています。

他の国の言葉をきちんと勉強しようと思う人は少ないです。

 

話せる人でも、隠す人が多いのです。

愛国精神からでしょうか。

 

 

 

 

彼女が言いたいことをうちの主人が英語に直してあげてました。

彼女はそのままコピー&ペースト(笑。

 

Google 翻訳もいまいちです。

逆に混乱させてしまうこともありますからね。

 

 

 

 

やはり国際カップルは、母国語が違うし、同じ国のカップルよりたくさん話をしないといけないと思います。

そうじゃないと分かり合えない。

わかり合えるまで時間がかかります。

 

それでも100%わかり合うのは無理なのです。

ベースが違うのですから。

 

なので諦めも肝心です(笑。

 

 

 

 

もし、主人が英語を話すことができなかったら。

一緒に飲みにいくことすらなかったと思います。

それは主人はわかっています。

 

かと言って、英語が話せたら誰でも良かったわけでもありません。

 

 

 

 

母国語ではない言葉を使うとき。

普通は緊張します。

自信がないから。

そんな時、笑顔で聞き役に回ってくれたら。

 

そこから信頼関係が出来上がると思うのです。

 

 

 

あの時の私の英語も褒められたものではなかったはず。

だから余計です。

 

 

 

 

カップルの絆は長年一緒にいるというだけではなくて。

どれだけ会話を持ったか。によると思うのです。

一方的に話すだけではなく、聞くことも大事。

些細なことでもいいのです。

 

 

 

 

お相手もフランス語を勉強すると言っているそう。

優しいです。

でもその優しさに甘えず、彼女も英語を勉強しようと考えているようです。

 

確かに、簡単ではないでしょう。

それでもお互いをリスペクトし合う姿はすごいと思います。

 

 

 

 

50の手習です。

いつになっても、勉強しようと思った時がそのタイミング。

年齢のせいにすることなく。

 

遅いことはないのです。

 

 

 

 

 

・・・・。

 

私もそんな2人を見て、年齢のせいにせずに、フランス語を勉強しないといけないなと思ったのでした。

 

 

 

二人でここに遊びに来ることも考えているよう。

その時が、楽しみです。