ニューカレドニアから、こんばんは。
もう眩しい1日でした。
家の中にいても、日差しが目に入ります。
紫外線がギンギンです。
今日はキリスト昇天祭でした。
イースターから39日目の木曜。
イースターが移動祝日なので、このキリスト昇天祭も連動して移動する祝日です。
学校など、公共機関は4連休。
その名の通り、キリストが天に召されて神の右の座についたということで祝われる日です。
でも、さほど大きい祝日ではないので、スーパーなどは普通通り。
祝日手当てもつきません。
主人はここ最近忙しかったからでしょうか。
偏頭痛がする。とか言い出しました。
仕事のストレスか。
変則シフトが続いて、体がついて行っていないからか。
睡眠不足のせいか。
本人なりに考えて、タバコの吸い過ぎだと言っております(汗。
こればかりは私は。。
まあ仕事で起きている時間が長ければ、つい吸ってしまう。ということですね。
一般的な事務仕事や接客業なら、働いている時間に吸うことも少ないでしょうが、主人の場合はトラックの運転手。
一人での行動です。
なので、他人に遠慮する必要もなく、勤務中でもタバコを吸うことができるわけです。
普通のタバコを減らすためにと、電子タバコを買ってきてました。
解決策になっているのかわかりませんが、気が紛れるのでしょうか。
タバコを吸わない私にとっては、未知の世界です。
どちらにしてもニコチンが含まれますからね。
一度買って、長続きしなかったのに。
今度はどうなるでしょうね。
最近、電子タバコが急速に普及してきています。
日本で、ニコチン入りの電子タバコは販売されていないようですが、ここでは普通に。
ガソリンスタンドでも気軽に購入できます。
そうなると、興味を持つのが、中学生高校生あたり。
18歳から大人ですが、微妙な年頃。
色もカラフル。
風味もいろいろあって。
チューインガムみたい。
2019年には、13〜18歳までの21.5%が電子タバコ経験者だと統計が出ています。
隠す人も一定数いるでしょうから、実際はもっと多いでしょう。
オーストラリアのそれに比べて、5倍に当たるそうです。
それから3年も経ち、色々な種類も風味も発売されています。
値段はタバコ1箱が20本入りで1720フランに対して、電子タバコは800〜1500フラン。
安いこの値段も魅力です。
一応、購入の際には身分証明書の提示が必要ですが、パスしてしまうケースはいくらでもあります。
時に中学校のすぐ近くに電子タバコの専門店があったり。
一応、政府が規制していると言いつつ、、緩いですね。
でも、、輸入を止めるって話が以前にあったような。。
そうです、そうです。
ニューカレドニア政府は10代の子供たちに急速に広まっている電子タバコを規制するために、電子タバコの輸入を禁止する条例を4月27日に出しています。
それから1ヶ月近く経ちますが。
それでも流通が止まっていないということは。
禁止するのを止めたのでしょうか。
専門店も今では数多くあるのに、輸入を止めたら、、
まあ抗議行動が起こるでしょうね。
そこまでの規制をするには遅すぎた。ということでしょうか。
ニューカレドニアの喫煙者はとても多いです。
その人たちのマナーは、本当に良くありません。
偏頭痛とタバコは切っても切れないものです。
ニコチンが体内に入ると、脳の中の血管収縮作用があります。
また偏頭痛の誘発因子です。
タバコを吸うと、一時的に血中のニコチン濃度が上昇して血管が収縮します。
タバコがなくなるとニコチン濃度が下がり、血管が拡張します。
その繰り返しによって偏頭痛が起きるわけです。
偏頭痛を収めるためにタバコを吸うというのは、全く解決策になりません。
吸った時に頭痛が治まるのは一時的なもので、吸うのを止めると。。。
さらに悪くなるだけです。
電子タバコにしてもニコチンは含まれます。
ヘビースモーカーにはニコチン量が物足りなく感じるでしょうが。
まだきちんと解明されていないだけで、疾患になる可能性は低いわけではありません。
子供への影響も考えて。
健康のことも。
周りのことも考えて。
マナーを守って。
この機会に禁煙すればいいのにと思うのですが。
彼にとって、偏頭痛がいくらうざったくても、ニコチンの誘惑に負けてしまうのでしょうね。
困ったものです。