今日はヨーロッパにおける終戦記念日。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

今日は風が強く、ひやっとする1日でした。

 

 

夕方の空。

 

さて、今日は5月8日。

 

フランスでは祝日です。

ここでも同じく祝日です。

 

第二次世界大戦戦勝記念日

( Fête de la Victoire ) 

ヨーロッパにおける、終戦記念日です。

 

 

1945年です。

この日にドイツが降伏して、連合国が戦争に勝利。

連合国は、アメリカ、ソビエト、フランス、中国、イギリスなど26ヵ国を指します。

 

 

同盟国であった日本には何も知らされていず、無条件の降伏でした。

日本は唯一の同盟国を失ったのです。

 

その後3ヶ月間。

日本は戦い続けます。。

 

 

 

 

今日はフランス国内でパレードが行われ、フランスの大統領がエッフェル塔のすぐ横にある無名戦士の墓を訪問します。

無名戦士の墓には、身元がわからなかった兵士が眠っています。

 

 

 

 

ドイツとの関係を考慮して、この日を祝日から外した期間もありました。

でも、軍人や犠牲になった兵士の家族などから、抗議があり。。。

 

1981年。

ミッテラン大統領によって、この日は祝日として復活することになります。

 

 

勝ったとしても負けたとしても。

多大なる犠牲があったことを忘れないように。

 

その犠牲の上に今の生活が成り立っているということ。

復活のために尽力した人たちの努力を忘れないこと。

 

 

 

日本はドイツを同じく敗戦国なので、私の感覚としても勝戦を祝うのは、なんだか変な感じもします。

ヨーロッパにおける終戦記念日。と言ったほうがしっくりきますね。

 

 

 

 

今この瞬間も、戦争が続いています。

第二次世界大戦から80年近く経ち、平和への意識も高まっているというのに。

 

 

尊い命を無駄にしないように。

 

過去から学ぶこと。

これが人間ができることだと思います。