ニューカレドニアから、こんばんは。
昨夜かなり強い雨が降りました。
一昨日の夜も降りましたが、昨夜の方が量が多かったみたいです。
朝起きた時には庭はすでにびちゃびちゃでした。
先週に友人からいただいたアボカドが柔らかくなっていたので、朝食にいただきました!
うちの庭にもアボカドがあります。
全く実になりません。
わしわしと葉が出てくるけれども、葉だけです。
ここに引っ越してからもう12年になるけど、実をつけたのは1度だけかも。
ニューカレドニア本島のすぐ東にある、マレ島のアボカドは有名です。
大きい緑の実は、とても重くずっしりです。
アボカドは、自然結実性の低い果物です。
花から実になる確率は、なんと1万分の1くらい低いのです。
それでもその可能性を結びつけてこの手元にいるという事実。
奇跡のようですよね。
アボカドの花は、両性花。
しかも、雌雄異熟花。
雄蕊と雌蕊が成熟する時期(時間)がずれるのです。
そのために結実率が低いのです。
小さな花がたくさんつくのに関わらず。
脂肪分が豊富に含まれていることから、森のバターと言われているアボカド。
その代わり、果物の中で最大級のカロリーを保ちますが、栄養価も高いのです。
10種類を超えるビタミンと鉄やカリウムなどのミネラルを含み、食物繊維も。
ビタミンの中でも特にビタミンEを多く含むのも嬉しいですね。
効能は大きく分けると4つあります。
コレステロールを下げる効果。
高血圧を下げる効果。
生活習慣病の予防、改善効果。
腸内活動を整える効果。
美肌効果やダイエットにも効果がある、女性に嬉しいスーパーフードなのです。
最近では国内産のものも出回っているとか。
食べる機会があったなら、1万分の1の確率を超えて実になった奇跡を考えながら、味わってみてくださいね。