ニューカレドニアから、こんばんは。
今日はあいにくの雨です。
昨夜から降り出した雨はそんなに強くないものの、ずっと降っています。
外に出られないものだから、猫のドラは自らバケツの中に入って寝ています。
自分のふわふわのベットも、キャットタワーもあるのに、バケツ。
その中に丸くなって、液状化しています。
さて、今日はフランス大統領の決選投票の日です。
この雨での影響でしょうか、投票率はあまり伸びていません。
雨でなくても、そう変わらなかったかもしれませんね。
2種間前も低かったから。
正午現在、18、17%。
5年前の同じ決選投票の時は、25、43%。
17時現在は、34、87%。
5年前の決選投票時は、17時時点で45、44%
かなり低いですね。
297の投票所が19時で閉場しました。
開票作業が始まっています。
最終的にも、50%を超えなさそうですね。
最終的に結果が出るのはフランスの投票を待ってからなので、明朝です。
午後、主人の友人が遊びにきました。
主人の友人が来る時は、普通、テラスでタバコを吸いながら話をして帰っていきます。
特に私はもてなすこともしません。
挨拶して飲み物を出すくらい。
その辺は皆わかっているようですね(笑。
で、久しぶりにきた彼が帰ってから、主人が言ってたこと。
彼の息子さんは、大学へ行って勉強したけど、自分の将来に疑問を感じて、就職もすることなくて、悩んでいるみたいと。
ここはフランス式に、自分の将来なりたいものを、基本中学のうちに考えていきます。
中学3年生の時に、企業研修があるからです。
それに沿って、高校を決めて。
大学や専門学校もそうです。
そのために卒業資格を取るわけです。
現場で即戦力になるように。ですから。
でも。
方向転換したくなった時。
受け皿があまりありません。
もう一度学校に行きなおして資格を取って。
そこから転職です。
営業でその会社に入ったら、ずっと営業。
ジョブローテーションもありません。
日本では異業種に転職も、「初心者でも優しく教えます!」なんていう求人広告が出ていますが。
ここではほとんどが経験者の募集。
2年以上、3年以上。。。
もちろん厚遇されます。
異業種に挑戦しようと考えた時。
学校に行って、資格を取るまでの余裕があれば良いのです。
年齢的にも金銭的にも。
結局、同業他社に転職するしかないですね。
例えば、レジ打ちの仕事。
これも、学校で勉強してから選べる仕事です。
「学生でもできる仕事」ではありません。
小売業務の勉強をするわけです。
専門学校や大学などで資格を取っていって、マネージャーなどの管理職につくことができるわけです。
そして日本のように年功序列ではないので、大学を出てすぐの人がマネージャーになることも珍しくありません。
ということは給料もそうです。
毎年ベースアップするわけではありません。
資格次第なので、持っていない人は上がりようがないのです。
そこで格差が生まれるわけです。
早いうちに終着点を決めて、そこに向けて努力をする。
悪いことではないと思います。
でも、明確な未来を見据えて、中学や高校の時に決めた進路でずっと仕事を続けていく人は逆に少ないのではないかと思うのです。
どっちがいいのか、わかりませんが。
私は自分の方向性を大学2年生の時に決めたので、、
ここのやり方には、ついていけません。
中学の時に、って早すぎると思うのです。
息子はどうでしょう。
今の方向で近い未来も続けていけるでしょうか。
そうなって欲しいですけどね。