教習所の不思議。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

今日もまずまず良い天気でした。

 

風で雲の形が変わっていくのが面白いです。

 

雲を見てると飽きないですね。

 

山肌がキレイに見えてます。

 

 

 

今日は息子、自動車教習所に出かけてました。

 

土曜日は午前中のみの営業なので(ちなみに、日曜は休み)2時間、コースを取ったようです。

今日が初めてでした。

 

 

mikomiko85.hatenablog.com

 

 

ここニューカレドニアの島内に、電車は走っておりません。

交通手段はバスだけ。

 

どうしても車がないと生活が不便です。

 

 

あ、自転車は車道を通ることになります。

自分の後ろから車がスピードを出して通り過ぎていくのも、怖いものがあります。

前にカゴのついたママチャリはほとんどありません。

 

 

 

 

息子が申し込んだパックは20時間の講習と20時間の実地運転。

1年間有効のもの。

 

 

 

で、戻ってきた息子に、どんな様子だったのか聞いてみました。

 

主人も私も、ここの自動車教習所にはきちんと通っておりません。

なので、システムがいまいちわからないのです。

 

 

一応、ノートとテキストなどの筆記具を用意して行ったようですが。。。

 

なんと、部屋というか事務所には机もなく、椅子だけ。

 

椅子が30個くらい並んでいて。

そして正面にはプロジェクター。

入室の際に、電卓くらいのサイズのリモコンを受け取って。

 

 

プロジェクター後に質問が出るそう。

それは全て、リモコンで答える。

そして採点されて。

 

 

ここで回答率が高くなれば、試験に進めるというわけで。

推薦枠をもらって、試験に進むという流れです。

 

 

 

日本のように合宿免許とか、オートマ限定免許は特にありません。

フランスにはオートマ限定免許あるようですが、ここニューカレドニアにはそこまでの需要がありません。

マニュアル車がほとんどですから。

 

 

 

 

 

日本と違って左ハンドル、右側走行。

右回りに進むロータリーがあります。

基本、ロータリーに入っている車が優先です。

妨げないようにスムーズに入って抜けることが重要。

きちんとウインカーを使って、他の車に自分の進行を示さないといけません。

 

 

住宅地や学校の近くには、スピードを落とさせるために、ドーダン(dos d' ane ロバの背中)と呼ばれる、道が盛り上がっているところがあります。

 

スピードを緩めるように注意を則すパネル。

 

 

 

ちなみに、日本の免許書を既に持っていて、ここで運転する場合。

旅行者であれば、日本の免許証と国際免許証で、レンタカーを借りることができます。

短期滞在者でも同じ。

年齢制限や経験年数を問われることはあるかもしれませんが。

 

 

 

でも国際免許証が通用するのは入国後1年間のみ。

長期に滞在する場合、免許の書き換えが必要です。

 

1年経つ前に必ず書き換えること。

超えてしまうと、ここの教習所に通って、1から免許の取得をしないといけません。

 

1年超えても書き換えずに、国際免許証で運転して見つかった場合、無免許運転になり、罰金もしくはその場で車を没収されてしまうケースもありますので、注意が必要です。

 

 

 

 

日本の免許をニューカレドニア(ユーロ圏)での免許証に書き換えるのは難しいことではありません。

政府が認定した翻訳者によるフランス語訳を持って申請するだけです。

日本の免許証と引き換えに、ユーロ圏で使える免許証が交付されます。

 

 

 

 

でも、プロジェクターでの映像を見て、質問に答える。

なんだかクイズみたい。

 

 

講師も必要なさそう。

自分で勉強できそう。と思うのは私だけでしょうか?

 

 

 

自分の時は、それなりに勉強した記憶があるので、、

ちょっと不思議に思えます。

事故が多いのも、ここに原因があるのかも。そう思ってしまいます。

 

 

ところ変われば。ですね。