ニューカレドニアから、こんばんは。
昨日、夜中に強い雨が降りました。
熱帯低気圧のせいだったでしょうが、、風も雨も長くはありませんでした。
構えていた分、拍子抜けです。
朝には止んでいました。
低気圧はどこに行ったのでしょう。
そう思っていたら、お昼過ぎから、強い雨が降ってきました。
まだ近くにいたようです。
雨が続くと滅入ります。
庭もぐちゃぐちゃだし、洗濯物も乾かないし。
ソーラーパネルでのお湯は温まらないし。
すっきりしませんね。
でも、雨ならまだマシなのかな。と思うようになりました。
槍や銃弾や爆弾が降ってきているわけではない。
それに比べたら、平和な悩みです。
当たり前の生活、普通の生活。
それってどんなことなのか。
どこまでを当たり前と言うのか。
例えば、妻が夫の身の回りの世話をするのが「普通」?
子供は親の言うこと聞くのが「普通」?
立場が違えば、「普通」や「当たり前」の物差しも変わってきます。
ブラック企業で働いていたら、残業が「当たり前」になります。
モラハラ旦那と一緒にいたら、暴力も「当たり前」になります。
戦場に身を置いたら、銃弾の音も「普通」になってしまう。
「当たり前」になってしまう。
慣れとは怖いものです。
気分を上げるために、チョコビスケットを開けました。
さっき買ってきたもの。
そしたら、これ。。
ちなみに、この白い斑点みたいなものは、、
カビではありません。
これは、ブルーム現象と言われる、劣化現象。
外気温の差でついた水滴がチョコレートの砂糖を溶かすことによって起こる現象です。
砂糖を溶かしてから、その水分が蒸発して、砂糖を浮き出てしまうのです。
早速、冷蔵庫に入れましたが。。
ベタベタのビスケットは食べにくいですからね。
もちろん、味は落ちます。
パサパサです。
気分を上げようと買ってきたのに、、なんだか。。
寂しいです。
基本、チョコレートは28度以上になると、カカオバターが溶けるようです。
今、ヌメアの気温は27度くらい?
太陽が顔を出すとまた上がります。
日中は3月に入ったといえ、まだまだ蒸し暑い日々。
輸送中に溶けてもおかしくない温度ですし。
店頭でも涼しく、直射日光が当たらないところにしっかりと管理して欲しいものです。
チョコレートは工場から出てきた形のままで、消費者に届くのが「普通」ですものね。
人それぞれ、「普通」が違います。
ところ変われば「当たり前」も変わります。
私は、今ある自分の「普通」に感謝しないといけないなと思うのです。