ニューカレドニアから、こんばんは。
今日も全国的に良い天気でした。
昨日と同じく、今日もまた風が強いです。
風があるから、どんどん形が変わっていきます。
見てて飽きないですね。
ヌメア市内のバス会社のストライキが続いています。
始まったのは、14日の月曜。
今朝は、そのバスやタクシーが、、、
カタツムリ運動をしたのです。
カタツムリ運動とは、遅いスピードでバスを走らせて、交通を麻痺させるストライキ運動です。
大きいバスが列をなしてゆっくりゆっくり走るので、追い越そうとも追い越しにくく、渋滞を引き起こすことになります。
ただの迷惑です(汗。
もちろん乗客はいません。
ここには会社ごとに組合があるわけではありません。
組合が先にあって、入りたい人が参加する形です。
なので、色々な会社の人たちが集まるわけです。
もちろん、要望は様々です。
組合に入っていない人たちは普通に働くわけで。
時に、割りを食う場合もあるのです。
今回も、始まりはバス会社でしたが、そこから応援ストも始まってしまい、、
結局は何が原因だったのか、、、わからなくなることも。。
タクシー会社からも、参加があったようですね。
冷静に考えてみたら、ここはマニュアル車が多いです。
のろのろと運転するのはきついです。
渋滞に巻き込まれた人たちは大変だったでしょうね。
そうでした。
今朝、ニューカレドニア議会で、ワクチンの接種義務の廃止が正式に採択されました。
昨年の9月3日にワクチンの接種義務が採択されて、12月末までに接種を済ませていない人には罰金が課せられることになっていました。
(特殊な職業につく人は10月末まででした)
この時点で決められた罰金は175000フラン。(176000円ほど)
雇用主も従業員がワクチンを接種する方向に促す義務がありました。
でも、何度もワクチン義務化反対!のデモ行進などがあり。
政府は、12月末まで。と延ばし、さらに2月末までに。期限を延ばしてきました。
そして、その期限まで数日に迫った今日。
結局撤廃です。
迷走していますね。
確かに、今では各国、あちこちで規制緩和もしくは撤廃の動きが出ています。
日常生活をもとに戻すための移行期間。
新しい日常へ。
イギリスはコロナ規制を全撤廃すると発表していました。
個人レベルで気をつければ大丈夫なレベルになった。と首相は言いました。
オーストラリアも国境を再開しています。
フランスでは、3月中旬には屋内でのマスク着用義務が、ワクチン接種の有無にかかわらず、解除になる方向です。
ワクチン接種パスでの制限も段階的に解除していくようですね。
多分、すぐにニューカレドニアも、フランスに習うことでしょう。
今のところ、重症率の低いオミクロンだからと安心していいのかはまだわかりません。
ステルスオミクロン株も出てきています。
新規感染者はまだまだ多いです。
一方で確かに、コロナにおける制限はすでに2年を超えています。
経済も回さないといけません。
コロナと共存することを考えて、油断せずに自己責任で行動をする。。
難しい決断です。
ただ、この判断が凶と出ないように祈るばかりです。