ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は一日雨でした。
夜になって止みましたが、、まだ明日も今日とそう変わらない天気のようです。
ずっと北の方に、長い長い停滞前線がずっと居座っているから。
かなりの量が降っているので、あちこちの道路が水没していたようです。
下水処理が追いつかないのでしょう。
昨日の午後から降っていたので、主人の仕事はキャンセル。
息子もいとこの手伝いの力仕事もできず。
二人とも家にいるので、なんだかもう週末のようです(涙。
小さい子供がいると、雨だからと家で大人しく遊んでもらうのは難しいことです。
静かに本を読んでいてくれたらいいのでしょうが、どうしても時間が余ってしまうでしょう。
ゲームやテレビという手がありますが、それでもずっとだと罪悪感もありますよね。
そんな時には、塗り絵がお勧めです。
強弱をつけたり、鉛筆の使い方が上手くなります。
たくさんの色を組み合わせたりで、色彩感覚を養うことができます。
その色を想像したりできます。
線からはみ出ないようにと集中力がつきます。
きれいにできたら、達成感が味わえます。
褒められたら、自信もつきます。
ただ、子供が色を塗る時、大人がその色を決めないことが重要です。
例えば、ライオンの塗り絵。
ライオンの色は何かな。というのならまだよいのですが。
ライオンはこの色だからこの色で。と決めつけるのがよくないのです。
子供の想像力は無限大です。
それを潰すことはよくないですよね。
なので、好きな色に塗ってみたらいいと思うのです。
私が小学校に入ったばかりの時。
絵具を使って絵を描いていた時。
水入れの中の水が紫だったのをみた担任の先生が、親を呼び出しました。
こんな色を使うだなんて、欲求不満に違いない。と。
その時の私は、意味がわかりませんでした。
紫ばかりの絵を描いているのならまだしも、水入れの水の色を指摘されるとは。
その時から、水入れの水の色を気にするようになりました。
使っていない色の絵具をわざと水入れに溶かしたり。
紫は、赤と青で簡単に作れます。
なのに、否定されたのです。
クラスメイトにも、欲求不満だとしばらくいじめられました。
息子は塗り絵が好きではありませんでした。
幼稚園での塗り絵もその日の気分次第。
線なんて彼にはあってないようなものでしたね。
線をはみ出さないようにと考えながら塗ることができるのは、5歳ごろからと言われているけど。
それでも、これはないのでは。
自由で独創的すぎますね。。
練習したらきれいに塗れるようになるかな。と当時よく使った塗り絵はこれ。
とにかく塗り絵の種類が豊富。
ダウンロードも簡単。
なおかつ無料。
ありがたかったです。
きっと興味を示すだろうと電車とバスの塗り絵をプリントアウトしたけど。。
結局、私がやる羽目になったもの。
そういえば、中学の地理の先生がちょっと変わっていました。
授業という授業はせず、生徒に白地図の色塗りをさせるのです。
今日はこのページから!と静かに色を塗らせる。
定期的に回収して、塗り方が汚いとマイナス点。
この先生にきれいに塗る方法を叩き込まれました(笑。
自由な発想ができる、風景などの塗り絵の方が知育的にはベストですが、どうしても抽象的すぎるので、興味が湧かない可能性もあります。
そんな場合は無理強いをしないことですね。
塗り絵は遊びながら脳を鍛えることができるものです。
子供だけの遊びではありません。
子供には想像力を働かせて楽しんでもらって。
大人には自律神経を整えたり、リラックスしてもらって。
脳全体を使って、色々と想像しながら指先を使うので、認知症の方にも、認知症予防にも効果があるのです。
うつ病の方のリハビリなどにも使われていて、医療、教育現場でも見直されている塗り絵。
雨で外に出かけられない時には。
是非、親子で塗り絵を楽しんでみてください。