ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は良い天気でしたが、風がとても強くて埃っぽく乾燥した1日でした。
ニューカレドニアの東海岸にある、ウアイルーという町で、たくさんの死んだ魚が流れ着いたのだそうです。
多分これは、トンガの噴火のせい。
今回の噴火で大きな衝撃が海の中で起こって、そのショックで魚が死んでしまったものと思われます。
トンガとニューカレドニアは、約2000キロ離れています。
今日の強い風にもきっと火山灰が含まれていたと思われます。
3000キロ離れたオーストラリアまで届いているという報告も出ているので、ここに届いていてもなんら不思議はありません。
新学年まで、1ヶ月を切りました。
今年は基本的に2月14日から始まります。
ここでは、日本のような親御さんが参加の入学式はありません。
しれっと始まってしまいます。
卒業式もありません。
知人の娘さんは、今年から幼稚園です。
ここの学校のシステムは、ほとんどフランスと同じ。
3歳前後から幼稚園。
これは3年間です。
義務ではありませんが、ほとんどの子供が通うことになります。
年少さんでも、おむつ禁止です。
入園前のオリエンテーションで、どのくらいトイレトレーニングが進んでいるか聞かれます。
言葉もそう。
ここでは、公用語はフランス語ですが、他に33もの種類の言葉があると言われています。
家庭での言語環境はどんなものなのか。
どのくらいまで意思の疎通ができるのか。
未だ、おじいちゃんおばあちゃんがフランス語話せない。という家庭もありますからね。
息子の時は、担任の先生とサブの先生が2人。
子供の数は確か25人程度だったと思います。
息子は幼稚園に行きたがらなくて、送り届けるのに本当に苦労しました。
ずっと私と過ごしていたから。というのもあるでしょう。
毎朝着替えさせることから、苦労していました。
着替えを拒否してもどうにかなるようにって、学校に着て行ってもおかしくないような格好で寝かせたものです。
それでも主人は、幼稚園に行く前にシャワーを浴びさせないとダメだ!と言い張りましたが。
そんなことはできるはずもありませんでした。
幼稚園から脱走したこともありました。
友達もできて、泣かずに行けるようになったと思ったら、風邪をもらってきて、休んだり。
ハラハラドキドキの1年でした。
8時から始まって、11時15分まで。
その後、給食。
午後は13時から15時15分まで。
これは昼寝の時間。
水曜は10時45分には終わります。
成績表も出ます。
さすがに留年はありません。
息子の年少さんの時の担任の先生は、とても良い先生でした。
息子が多国籍言語の家庭で育っていることに対して、かなり理解してくれました。
息子も懐いていて、先生が病気で休んだ時には、機嫌が悪かったくらい。
子供にとって、初めての集団生活。
親にとっても初めての経験。
そんな不安の中、先生たちが温かく受け入れてくれることはとてもありがたいことですね。
幼稚園から戻ってきたら、よく頑張った。と褒めてあげましょう。
きっと得意気に次の日も幼稚園に行ってくれることでしょう。
親が不安そうな顔をしていたら、子供はその顔色を伺って、さらに不安になってしまいます。
心配しなくても、大丈夫。
親が思うより、子供には順応性があります。
大きな気持ちで見守ってあげましょう。
それが子供の心の成長を促すからです。