親の責任はいつまでどこまで?

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

週末だけのプチロックダウンのヌメアです。

今日も一日良い天気でした。

 

風は強いのですが、重たくなく、爽やか。

泳ぐのに良い気候になってきたかな。と思えます。

 

 

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あおぞら〜〜。

 

 

 

今のところ、週末でなければ、ビーチを散歩することは可能です。

ウインドサーフィンスタンドアップパドルも許可されています。

そして、プールなどでの競泳も良いのだそうです。

 

でも、海での遊泳はまだ禁止。

子供たちにはあまり理解ができないですね。

まあ、レジャーは規制がかかっているということなのです。

 

 

それでも、来週くらいから、遊泳も許可していく方向だそうです。

 

 

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元気な太陽です。

 

 

最近、ここヌメアでも子供たちの犯罪が多くなっています。

 

強盗に入ったり車を盗んだり。

中学生や高校生くらい。

 

 

その度に言われるのが。

親は何をしているのか。

どういう教育をしているのか。ということ。

 

監督不行届き。

親としての義務を怠っている。

 

 

 

未成年ということで、言わんとしていることはわかります。

親が責任を持つのもわかります。

 

では、いつまで親が責任を取らないといけないのでしょう。

いつまでも親が尻拭いをしていたら、子供は考えを改めようと思うでしょうか。

 

 

 

子は親の鏡。

子は親を手本にして育つ。

そう言います。

 

 

でも、親を見て子供がどう感じていくかは子供次第です。

別の人間です。

コントロールができるわけがありません。

立派な人の子供が必ずしも立派に成長するかというとそうでもないのです。

 

 

 

 

環境は子供を育てると言いますが、、

理想通りにいかないのが子育てです。

操り人形ではないのですからね。

 

 

 

成人したとき。

親はこれで肩の荷が降りたと言います。

やはりこのぐらいのタイミングなのでしょう。

 

 

それでも、親子です。

大人になっても、幾つになっても心配するのは当たり前。

 

 

 

善悪の判断ができる人に育てること。

大きく道が逸れていないなら、子供の意見を尊重してあげること。

困って頼ってきたら、きちんとしたアドバイスを送ること。

 

これが親にできることなのではないかと。

となると、親も色々な引き出しを持たないといけませんよね。

 

 

 

 

大きくなった子供が、失敗をした時。

進む道を間違えた時。

 

親が責任を感じることはないと思うのです。

自分の意思で選択したことなのですから。

 

 

 

よく、事件を起こした人の両親の家にまで、テレビなどのレポーターが押しかけることがあります。

そこで大抵の親が、育て方を間違えた。申し訳ない。とテレビの画面越しに謝るわけです。

公開謝罪ですよね。

 

 

レポーターが謝らせているのは、加害者の親であっても、事件には直接関わりのない人です。

しかも無理やり押しかけて。

人権も無視して。

レポーターが被害を受けたわけでもないのに。

 

なんか違和感を感じるのです。

被害者はそれで気が晴れるのかしら。

 

 

 

 

 

 

人生の道はもちろんきれいな一本道ではありません。

あちこちで選択を迫られることがあるわけです。

 

 

間違えも失敗もしたらいいと思います。

失敗は成功の元です。

でも次に生かすことが重要なのです。

 

ただ、その失敗に迷惑している人たちもいます。

フォローしてくれている人たちもいます。

 

これに気がついて、恩返しをする。

それが大事なのかな。と。

 

 

親に対しても、友人に対しても。

 

気がついたら。

 

そのタイミングは早い方がいいですよね。