ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は風の強い1日でした。
おひさまもほとんど隠れていたので、本当に肌寒かった。。
日が暮れてからもまた冷えています。
今日はパッションフルーツのシロップを作りました。
パッションフルーツの木は、うちの裏庭にあったのですが、去年息子が間違えて根っこまで抜いてしまったので、今年の収穫はありません。
でも、この間、小さな木を見つけました!
多分、種から発芽したのでしょう。
すでに2m以上も伸びています。
この分なら、11月後半から花が咲き始めるかしら。
人工受精をして年に2度収穫してましたが、基本は1回。
人工受精と言っても難しいこともなく、5つあるオシベの花粉を3つあるメシベにつけるだけです。
次の日には兆候が現れるのですよ。
パッションフルーツの実の中身はそう多くないので、収穫したら中をくり抜いて、タッパーに入れておくのです。
冷凍庫に入れて貯まるのを待ちます。
そして今日のシロップ分は、これ。
まずはこの種をどうにかしないといけません。
そこで、フードプロセッサーの登場です。
本体にセットする前にチェックしましょう。
カップがきちんと閉まっていないと、あとで大変なことになるからです。
入れすぎるときちんと粉砕してくれないので、半分くらいで。
フードプロセッサーはモーターが小さいので、連続使用時間を必ず守ることが大事です。
面倒でも一旦マシンを止めることによって、長く使えるようになります。
ここで、フランス式の裏ごし器、moulinette(ムリネット)の登場です。
女性名詞なので、une moulinette。
日本ではムーランと言われているもの。
これがまた便利なんです。
今日は目の細かい方をセットします。
ステンレス製のものは、見かけるかもしれませんね。
うちのは本体、プラスチック製。
裏側にストッパーがついているので、滑らないのです。
こうしてハンドルをグルグル回すだけです。
簡単です。
これから火にかける予定なので、大きめのお鍋に。
おかげで種をまずまず取り除くことができました!
このムリネットを買う前は、小さいザルを使っていたのです。
すごい力が必要で、時間もかかりました。
初めてムリネットを使った時、あまりの簡単さに感激したほどです(笑。
ちなみに、取り除いたタネはこんな感じ。
もちろん取り除くと舌触りも違いますね。
弱火にかけて、熱します。
砂糖を入れ込むためです。
混ぜます混ぜます。
溶かします溶かします。
砂糖をどんどん入れます。
早くも2キロ入れ終えました。
結局3キロの砂糖を入れました。
ドロっとしてきたら、そろそろです。
で、砂糖を溶かしているうちに、瓶の熱湯消毒と、、これです。
これを2つに切ります。
下の部分は要りません。
使うのは上の部分のみです。
消毒した瓶の上にセットします。
もちろんきちんと洗ってから。
お玉で流し入れます。
そんなんで、今日は1Lの瓶を4本作ることができました!
さて。
たくさんの洗い物をしてから、ゆっくりと味見です。
水で薄めて飲むのですが。
バニラのアイスや、ヨーグルトに加えても美味しいシロップです。
時間の経過したワインに入れるのもお勧め。
炭酸水で割ってもさっぱりです。
早速お隣へお届けしてきました!
喜んでくれました!
いつもなら、日本の友人たちやアテンドしたお客さんにも配ったりするのですが。
残念です。
いずれ、郵便のコロナ規制が緩んだ時。
このブログをいつも読んでスターをつけてくれている読者さんの中から希望の方に、お裾分けできたらいいなと思ってます。