いつも葛藤ばかりです。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

このところ、晴れが続いているからでしょうか。

庭のパイナップルの花が咲き始めました。

 

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ピンクのパイナップルの花。


 

食べる時に切った、ヘタをそのまま植えただけでしたが。

いつの間には3つに増え。。

そのうちの2つから花が咲きました。

ちょっとびっくり。

1つでも、おおお。。と思うのに。3つですから。

まだ食べるまでは時間がかかると思いますが。

楽しみに待ちたいと思います。

 

せっかくだから、盛土をしてあげようかな。

それとも、植木鉢を大きいものに変えてあげようかな。

 

 

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今日の夕日。一日お疲れさま。

 

 

 

うちの息子は、ハーフですが、日本語を書くことも読むこともできません。

でも、話すことはできます。

私の言っていることもほとんどわかります。

 

 

3歳前に幼稚園に通い始めた息子ですが、ほとんど私と一緒にいて、日本語で生活していたために、フランス語が遅いと何度も指摘をされました。

幼稚園入園時は、自分の名前さえ言えなかった息子。

遅いと言われれば、、その通りです。

 

耳が聞こえていないのでは。とまで言われたほど。

先生たちから強く言われて、私自身も凹んでしまい。

日本語を使うことを強制しないようにしたのです。

 

日本語の補修校に通うこともできたけど、行かせませんでした。

 

 

 

今になって、それは正しい判断だったのかなと思うことがあります。

フランス語も、日本語も使いこなすことができていたなら、きっとプラスになるはず。

 

 

毎日、色々な人のブログにお邪魔していますが。

小さいのに、スラスラと漢字を書くことができるお子さんがいたり。

難しい作文を書くお子さんがいたり。

 

すごいなあ。と、レベルの高さに、圧倒されることが多いです。

 

 

 

私は日本人だからこそ、息子にもう少し日本語を教えるべきだったのかも。

それを放棄したのは私の怠慢だったのかも。。

後ろめたい気持ちがあります。

 

日本語は話せるの?と聞かれるたびに、わかるけど、書くのは難しいね。と答える息子。

 

いろいろと葛藤があります。

 

 

そんな時、息子が自分の名前を日本語で書かないといけないケースが出てきました。

日本のパスポートの申請のためです。

本来なら、署名程度で済むことですが、コロナ渦で直接受け取りに行けないので、代理人を立てる際に、本人のきちんとした署名が必要になったのです。

 

ローマ字でも最悪かまいませんが、ヘボン式で。というのです。

息子の名前は2つあります。

主人がつけた名前と、私がつけた名前。

戸籍には2つとも載っています。

 

私がつけた名前は日本語名なので、ヘボン式だろうが問題ありません。

主人がつけた名前は、ヘボン式にすると、スペルがおかしくなる名前です。

スペルが違う自分の名前を、アルファベットで書かせるというのも変だなと思い、カタカナの息子の名前を見せて、同じように書いてと頼んでみたのです。

 

 

そしたら。

まずまず書けるではないですか。

幼稚園児が描いたようなカタカナですが、それでも読めることは読める。

 

少しほっとしました。

 

自分の名前のうち、どの文字がどの文字かもいまいちわかっていないと思います。

お手本がないと書けないと思います。

レベルが低いです。

 

 

それでも、書けたことが嬉しかったのです。

 

 

これでも、私の後ろめたい気持ちが薄くなるわけではありません。

でも、これからは自分で考えて、プラスにしていくしかないのでしょう。

 

 

 

息子は小さな子供ではないから。

もう自分で考えられる年齢なのだから。

 

 

何かの役に立てるように。

期待するしかないですね。