白身の魚とシガテラ毒。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

どんより曇り空の1日でした。

青空も見えたけど、少しだけ。

 

でも、今日はそれほど寒くはありませんでした。

日中も半袖で十分。

うーん。ちょっと肌寒いかな?

そんな体感温度です。

 

 

でも夜になると、足が冷えてきて。

足が冷えると言うことは内臓も冷えていると言うこと。

 

温かいものが飲みたいな。と味噌汁を作りました。

 

今朝、「ほんだし」を購入したのです!

寒い日は、味噌汁が飲みたくなるけど、ほんだしを入れない味噌汁は、、美味しく無いですよね。

ここには、かつおぶしも、いりこもないから。

 

 

f:id:mikomiko85:20210720162049j:plain

すぐに使ってしまいそうな量。。


 

でも、高かった〜。

40g入りのこの袋で500円。。

買うか迷ったのですが・・・。

 

未だ郵便事情が悪く、日本からの発送も基本止まっています。

DHLとか他の輸送業者を使えば、送れない事もないですが、、足元見てきますので、ものすごく高い。

 

そこまでするなら、日本食を取り扱っているお店で買う方が安いです(涙。

 

 

郵便が再開されるのはいつなのかしら。

まあ飛行機がきちんと飛んでいませんから、郵便も難しいのでしょうが、、

早く再開して欲しいものです。

 

 

 

  

 

今夜はお魚です。

ウベアからのお魚。

 

ベックデカンと言う名前の魚です。

Bec de Canne。

 

日本名はハマフエフキです。

白身の、淡白な魚です。

 

f:id:mikomiko85:20210720124700j:plain

この堂々とした顔!

 

f:id:mikomiko85:20210720124709j:plain

大きすぎず小さすぎず。


  

ウベア島にはサンゴ礁が周りにあまりないので、シガテラ毒を持つ魚がいないと言われています。

 

シガテラ毒を生成する有毒渦鞭毛藻は、生息地域が限られています。

温かい海域。

カリブ海、インド洋、南太平洋。

まさにニューカレドニアの海域です。

 

 

有毒渦鞭毛藻が多く分布するサンゴ礁周辺で育った魚は、どうしてもそのリスクが高くなるわけです。

そして食物連鎖により、リスクは広範囲に。

 

 

シガテラはなんと、熱を与えても熱分解をしないのです。

見た目でもわかりません。

食べてもわかりません。

煮汁にも溶け出します。

 

防ぐことが難しいのです。

 

 

シガテラはいわば、食中毒です。

これにかかると。。。

 

ドライアイスセンセーションは特徴でもあります。

冷たさに対する感覚が敏感になり、あたかもドライアイスに触ったみたいに、ビリッとくるのです。

シャワールームに残った少しの水でも、私の足は反応しました。

これは1ヶ月ほど続いて、キツかったです。

シャワーに入るたびにビクビクでした。

 

関節痛もあまりの痛さに飛び起きたほど。

その時は何が原因かわからずで、どうしてこんなに足が痛いのだ?とパニックになり。

 

 

 

 

他にも個人差はありますが、めまいや頭痛、腹痛、吐き気など、多岐にわたります。

 

おかしなもので、同じ魚を食べても、なる人とならない人とがいるのです。

私がかかったときは同じ魚を家族で食べたのですが。

 

息子も主人も大丈夫。

私だけに症状がでたのです。

 

あのときは息子もまだまだ小さかったので、かからなくて良かったと思ってます。

大人でも泣き叫びたくなるくらいの痛みでしたから。

 

 

 

 

イシガキダイに多く見られると言うこと。

日本では死亡例はないみたいですが、海外では報告されているようで、重症になるケースもあるようです。

 

 

気をつけようがないですが、、、

本当に、安心して魚を食べたいものですよね。