飲酒運転や無謀な運転による交通事故はどうして減らないのだろう。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日も寒い1日でした。

コロコロ変わる落ち着きのない天気でした。

昼間も底冷えがきつく、今はいっそう冷えているように思えます。

先日購入した足元ヒーターが活躍してくれています。

 

 

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午後に虹が出てきました!

 

 

 

また昨夜も事故があったようです。

交通死亡事故。

 

ここでは車社会なので、どうしても自動車での事故が多いです。

 

今回は、飲酒運転の車が突っ込んできて、巻き添えを食らった形の事故。

他人を傷つけてしまう事故は本当に悲しいです。

 

 

 

 

飲酒運転は日本のように取り締まりが厳しくありません。

レストランやバーから家に戻るのに、交通手段がほとんどないからです。

少しくらいなら、問題ありません。

それでも、数年前から、許容範囲も狭くなりました。

 

 

 

 

先月は、左折禁止のところを曲がろうとした車と、直進してきたオートバイがぶつかり。。。

オートバイの男性はまだ20歳だったそう。

投げ飛ばされて頭を打って。

 

 

 

ここには無謀な運転をする人が多いです。

煽り運転も平気でするし、ウインカーでの意思表示が無かったり。

逆にウインカーを出しているから、ここで曲がるのかな?と思ったら、そのまままっすぐ走っていく車だったり。

車間距離も余裕がないように思えます。

 

 

 

 

 

 

私には父親違いの妹がいました。

母と、再婚相手との娘。

彼女は私の10歳下でした。

一緒に住んでいなかったので、会ったのも数回、話をしたのも数回でした。

 

 

 

彼女は交通事故で亡くなりました。

当時20歳。

 

専門学校を卒業して、20歳の誕生日を迎えて、成人式への振袖も購入して。

その成人式前に。。

 

 

 

彼女はその夜、女の友人と2人でカラオケに出かけました。

21時ごろ。

 

母は、こんな時間から?と止めたそうですが。

 

そこで知り合った男性2人と意気投合して、違うカラオケ店に移動するところで。

妹が乗っていた車は最初のカラオケ屋さんの駐車場に。

 

 

男性の車で4人。

その時すでに、深夜の1時。

行き交う車も本当に少なかったでしょう。

田舎でしたから。

 

盛り上がりながら、大声で話しながら。

スピードもいつの間にか出ていて。

 

大きくスピードを出したその車は、それて電柱に激突。。。

直線道路だったのに。

 

 

 ・・・・。

 

 

運転席の男性は鞭打ち。

助手席の女性は、頸椎損傷のため、下半身付随。

 

そして。

後部座席の2人は・・・即死です。

 

 

 

まだ20歳でした。

もっとこれからやりたいことがあったでしょう。

 

こんな突然、未来が消えてしまうのです。

本人だけではありません。

周りの家族の生活も一変させます。 

 

 

 

あれからというもの、母は笑わなくなりました。

お祝い事を一切しない人になったのです。 

 

 

 

 

 

 

車はとても便利です。

でも、使い方によっては、凶器にもなります。

 

自分のせいで自分が何かしらの怪我をするのなら、まだしも。

 

 

 

 

 

運転に自信があっても、わかりません。

確かに、自分が気をつけていても、もらう事故もあります。

 

 

 

煽り運転なんて言語道断。

道路はみんなのものです。

 

ハンドルを握ったなら、責任を追うということ。

ちょっとした油断が取り返しのつかないことを引き起こすのです。

 

 

 

 

 

日本でも、数日前に千葉で飲酒運転でトラックのドライバーが事故を起こしていますね。

しかも、小学生の子供たちが巻き添えになっている。

 

未来ある子供達が被害に遭う。

親御さんの悲しみはとてつもないものでしょう。

 

 

 

目の前にいる人には大事な人がいる。

大事に思っている人がいる。

 

未来は自分だけにあるわけではありません。

誰にでも公平に輝かしい未来があるのです。

 

 

自分の子供がそんな目にあうかもしれない。

そう思ったら、無謀な運転などできないはず。

 

 

 

 

被害にあった人たちのご冥福を心からお祈りします。