ハーフの子供が生きるために。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

今日はあいにく曇り空でした。

早朝には雨が降っていたようで、6時過ぎに主人を送る出す時は、まだまだ暗い!!

考えてみたら、日の出は6時31分までに遅くなっていました。

道理で。です。

 

 

お昼すぎに強く降ってきました。

雷もなってました。

 

 

  

夜になって、今は、月が空に出てきています。

雲の合間から。

お皿のような細い月です。

 

 

 

 

今日の午後は、息子が幼なじみの男の子と遊ぶというので、彼の家の近くまで出かけてきました。

 

観光ホテルが立ち並ぶアンスバタ地区からほど近い場所に住んでいるその子。

義両親の家の近くです。

 

その辺は家賃も高いし、道も狭いし。

加えて、すれ違う車も高級車が多いので、、ちょっと気を使います。

 

ポルシェやベンツ、BMW。。。

車に疎い私でもわかります(笑。

当てたら、大変ですよね。

 

 

 

その幼なじみは、日本人とフランス人のハーフ。

 

久しぶりにそのママ友の家にお邪魔して少し話をしてきました。

日本語で会話ができるっていいですね。

 

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お土産にって、レモンをもらいました。

  

これはフォーシーズンレモンと言われる、レモン。

どの季節でも実るレモン。

 

私は絞ってドレッシング用の容器に入れます。

そして冷凍庫に入れちゃう。

使う少し前に自然解凍です。

 

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少量だったら、この方法がベスト。

 

 

やはり話題は子供の言葉のこと。

3歳下ですから、13歳。

 

フランス語と日本語の関係性がうちの息子と少し違っているように思えました。

 

 

日本語のレベルは、うちの息子より彼の方が上。

フランス語は同じくらいでしょうか。

加えて、私より、ママ友のフランス語の方が上。

私のフランス語はレベルが低いです。

 

 

息子は日本語とフランス語の横のつながりを持っている。

彼は日本語とフランス語を独立した言語として認識している。

違いを簡単にいうと、こんな感じかしら。

 

 

彼の方が言葉の上達が早いのかなと思ったのでした。 

日本語で話しかけられたら、日本語の頭になる。

フランス語で話すときにはフランス語の頭になる。

でも、これは日本語でなんというの?と聞かれると、詰まってしまう。

 

小さい頃から、フランス語の環境にいたからでしょうね。

ベースがフランス語なんだと思います。

 

 

 

息子は幼稚園に入る3歳ごろまで、ほとんどの時間を私と過ごしたので、日本語がベースになっていると思われます。

私の日本語をフランス語で他の人に伝えることもあるので、変換機能が頭の中にあるのでしょう。

 

 

自分で言語環境を作ってしまっているのかな。。と思うのです。

生きていくためのすべ、知恵なのでしょうか。

 

 

息子のフランス語の上達のスピードはゆっくりでした。

そのために幼稚園の頃から、療育センターを勧められたり。

はたまた耳が聞こえないのでは。と言われたり。

 

自分のせいだと落ち込んで、周りに振り回されて、私は自分らしく子育てができなかったと思うのです。

 

 

だって、私と話す以外、日本語は彼に必要ないのですから。 

それなのに、日本語を強要している。

フランス語が上達しないのは私のせい。 

 

 

  

 

バイリンガルに育てるのは、簡単なことではありません。

 

ここに住むハーフの子供でも、日本語を拒絶する子供もいます。

小さい頃から家庭内で2ヶ国語、3ヶ国語を使えば、すぐにバイリンガルトリリンガルになるわけではないのです。

 

 

 

周りからしてみたら羨ましいことであっても、当の本人からしてみたら負担を感じたり、プレッシャーになったり。

 

 

自分の理想を押し付けずに、のびのびと育てる。 

それが一番。

 

個々のペースを考えながら。

負担にならないように。

 

 

とは言っても、親は期待をしてしまうものですね。 

 

 

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おじいちゃんちのグレープフルーツ。

 

義父から大きなグレープフルーツをもらいました。

庭になっているグレープフルーツ。

 

ありがたく、明日の朝食にいただこうと思ってます。