海は誰のものだろうか。

 ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日は午前中はとても良い天気でした。

午後は雲が多くなって本当に眩しかったです。

 

 

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雲が多くなったおかげで、夕焼けがきれいでした。

 

 

4連休だったこともあり、自家用のボートを牽引して海に出かけている車を、何台か見かけました。

 

船をここで所有するとなると、日本と同じようにマリーナの場所を確保する必要があります。

もちろん、賃料、利用料がかかります。

 

大きい船は陸揚げするのも大変ですが、小さなボートなら牽引することができます。

そして自分の家の敷地に小さなボートを置いておくのです。

もちろん、毎回海に出る際に、スロープのあるところからそのボートを出すことになります。

 

 

やはり沖に行けば行くほど透明度が良くなりますからね。

 

 

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ボートから。

 

 

そんなことを考えていた時、こんなtwitterを目にしました。

 

jpfunvideo.com

 

 

プラスチックを始めとした、人間が出したゴミが、海に住む動物、魚たちを困らせています。

 

 

昔から、海には洗浄能力があると言われていました。

でも、そんな洗浄能力、とっくにキャパシティオーバーです。

 

 

主人が子供の頃。

何組かの友人家族が集まって、ビーチ近くのコテージで過ごしたことがあったそうです。

3日くらいそこで過ごして、帰る時。

大人たちは、3日間で出たゴミを、沖に投げ捨ててたそうです。

大きなビニール袋に入れたゴミをいくつも。

 

それを誰も、悪いことだと考えなかった。

わざわざゴミを家まで運ぶなんて。という感じでしょうか。

 

 

今でも、タバコを海に投げ捨てる人も少なくないみたい。

日本ではビーチに吸殻を埋めてしまう人だっているって。

 

 

 

海は広いんだし、みんなやっていることだし。

誰も見てないよ。

 

こんな意識です。

 

皆やっているから。

自分だけじゃないから。

 

 

じゃ、捨てた吸殻を魚が食べて、それを自分が食べることになったら?

そこまで考えないのでしょうか。

大丈夫なのかは、なんの根拠もないわけです。

 

 

のちのち、自分の大切な人に害が回ってしまうとしたら? 

それでも捨てますか? 

 

 

 

意識改革が必要ですよね。

 

確かに、ゴミを出さずに生活することは不可能です。

だからと言って、海に捨てることはないでしょう。 

 

 

 

先のくじらの口の中にはゴミがたくさんです。

映像では、プラスチックのフォークが鼻に刺さったカメも出てきます。

胃袋の中に釣具だったり、ピニール袋だったり。

たくさんのゴミが入っていたくじらも。

 

たった一枚のラップも、プラスチックボトルのキャップでさえ。

魚たちにとっては大きな脅威なのです。

大きなタンカーから漏れた原油よりも。

 

 

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せっかくきれいな海なのに。

 

自分だけではなく、自分の子供のためだけじゃなく。

その先、孫やその孫、またその孫の世代まで考えて地球をきれいに使う。

 

 

海は、自然は、誰のものでしょう。

人間だけのものではありません。

人間のエゴで使うものではないのです。

 

 

 

一人一人の意識改革が必要です。

未来もきれいな地球であるために。

 

 

これ以上悪化する前に、できることから始めるしかないのです。