ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は一日はっきりしない天気でした。
朝から、雨が降ったり止んだり、そうかと思えば綺麗な青空が広がったり。
晴れているのに雨がきたり。
風もあるせいで、ころころ変わりました。
夜になっても雲が多く、星は多く見えません。
さて、今日は、汚い言葉、スラングについて。
子供はどうしてか、汚い言葉を早く覚えるものです。
普段聞いている言葉ということでしょう。
日本でも、バカ!という言葉は小さい子供でも使ってますよね。
男の子にとって、父親とは特別な存在なのでしょう。
うちの場合、息子が物心ついた頃から、主人は大きなバスやトラックを運転していたので、他の子供より、すごいなあ。という気持ちが大きかったと思います。
そのパパが使っている言葉はもちろんかっこいい言葉。になっていったのかなと。
小学2年生の時には、先生に悪態をついて、何度も呼び出されました。
まあその先生もかなりヒステリックな先生でいまいちでしたが。
連絡帳に、今日はこんな言葉を使っていました。とか書かれるたびに、胃が痛くなっていったのを思い出します。
誰に対してというより、口癖だったのでしょう。
先生だって、人間ですから、そんな汚い言葉を使う子供を好きになるわけがありません。
実際、あの一年は、目の敵にされてましたね。
例えば、putain!ピュータン!
これは、一度は聞いたことがあると思います。
馬鹿野郎とかくそったれ。とかそんな意味。
とはいえ、この言葉は、ものすごくびっくりした時も使ったりします。
なんてこと?そんなことあるわけないじゃん。という感じでしょうか。
その場合、イントネーションが変わります。
それから、当時よく息子が使ってしまっていた言葉に、batard!バター!があります。
これもよくない言葉。
クソ野郎とか、きさまとか。
まあそんな感じです。
これを先生に使ってしまった時には、ものすごく怒られてました(汗。
先生に向かってこんな言葉を使うとは!って。
頭に血が上ってしまったのでしょう。
連絡帳に、赤字でずらずらと長々と書かれました。
変に反応すると、逆に止めるのが難しくなります。
息子にとって、パパが使っている言葉ですからね。
なので、batard!と言ってしまったら、その後に、マーガリン!いちごジャム!とかを言いなさい。と息子に言い聞かせたことがあります(笑。
バター、マーガリン、いちごジャム、ピーナッツバター。。なんて言っていたら、先生も怒らないかな?と思ったりして(笑。
まあ、使わないのが一番ですよね。
フランス語にはもちろん、もっともっとスラングがあります。
本当に汚い言葉も、主人は息子の前でも平気で使います。
聞いてて嫌になります。
大人になるまでスラングを聞かずに大きくなる子供はいないと思います。
家庭の中で規制していても、こんな言葉はあちこちにあふれているから。
もちろん小さい時に聞かない方がいいに決まっています。
基本的に、性的な言葉からくるスラング。
小さい子供には使って欲しくないですよね。
大人を治すことは難しいです。
でも子供の方が利口です。
息子の場合、パパは使っているけど、自分が使う言葉じゃない。ということを理解するのに、時間がかかりました。
今では、よほどの時しか使いません。
やはり言葉使いで、その人の品が問われます。
言葉は一度言うと取り返すことができません。
その辺も含めて、子供とじっくり向き合っていかないといけませんね。
親が笑われることになるのですから。