ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は一日秋晴れの空でした。
湿気もないし風もまあまあ。
気温は低くなってきたので、日陰や家の中にいると、涼しいを超えて肌寒い感じがします。
なので、今夜は唐揚げでした(笑。
夜になって、雲が多くなってきたものの、月もキレイに見えます。
日本はゴールデンウイークですね。
ここニューカレドニアも、5月は休みが多い月です。
ゴールデンウイークならぬ、ゴールデンマンスです。
まずは5月1日はメーデー。
今年は両日とも土曜なので、普通ですね。
5月13日もキリスト昇天祭で休みです。
13日は木曜なので、学校も銀行も役所関係も、金曜日を含めた4連休です。
最後に5月24日もペンテコットで休みです。
この日は月曜なので、普通に3連休ですね。
ここは火曜もしくは木曜に祝日が入った場合、間に挟まれた、月曜、金曜も休みになることがほとんどです。
仕事をしたくない人が多いということでしょうか。
何かにつけて休みたいという人たち。
同じフランス領でも、タヒチは同じではないのが面白いです。
ニューカレドニアを日本の観光客に一躍有名にしたきっかけは、40年近く前に公開された、天国にいちばん近い島の映画ですね。
森村桂さんの小説は、それまであまり目立ってはいませんでしたが、映画化をきっかけに爆発的に売れたと言います。
ニューカレドニア本島の東にある、ロイヤリティ諸島。
ここにはウベア島、リフ島、マレー島をはじめとした島々が点在します。
その中のウベア島。
もちろん、この島も、映画に登場します。
最後のシーンはウベアのビーチですね。
そのウベア島の本島と、パラディドウベアというホテルがあるムリ島を繋ぐ橋を掛け替えるというニュースが入ってきました。
ウベア島はとても小さな島です。
4500人ほどが生活しています。
その南に島唯一のホテル、パラディドウベアがあります。
もちろん、日本人の観光客にも人気があるところです。
キレイな海を見ながら、ゆっくりと贅沢な1日を過ごすことができます。
静寂に包まれて、海の音をBGMに。
海に面したバンガローは1棟づつ。
目の前には眩しいくらいの砂浜と海が広がります。
そして、橋の架け替えです。
橋桁をどこからにするかなど、計測が行われたようです。
写真からも分かる通り、架けてから37年経ったこの橋は、海水によりかなり老朽化が進んでいます。
新しい橋は、幅が13m。
二車線で、歩道や自転車専用レーンも作る予定だそうです。
ただ、この辺りは自然の宝庫です。
環境保護はもちろんのことで、何度も議論が行われています。
魚はもちろんですが、今の時期は特に、かもめの一種、ミズナギドリが飛び立つ頃。
それを待って、5月から工事を始めるそうです。
5月末からスタートで、予定では20ヶ月かかると。
なので、2023年の1月末。
ムリの橋ですから、予定通りはムリでしょう(笑。
全て材料や重機などニューカレドニア 本島から船で運んでくることになるので、多少、遅れると思われます。
もちろん、天候に左右されるでしょうし。
それでも、この島に観光客が戻ってくる頃には、新しい橋が完成しているといいなと思ってます。