ニューカレドニアのコロナは今。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日は午後から風が強くなりました。

わさわさ木々が揺れていました。

 

風が家の中に入ってくるのは、気持ちいいですね。

ちょっと強いな。と思いますが。

 

f:id:mikomiko85:20210226163742j:plain

気持ちいい青空です。

 

 

昨日、ニューカレドニアで、コロナの新規感染者が2人見つかりました。

そして、今日は1人。

 

去年の3月からコロナに感染が確認された人は、これで58人です。

 

去年3月にオーストラリア、シドニーから帰国した家族に感染が確認されてから、ニューカレドニアは国際線の定期便の飛行機を止めたりと、対策を講じてきました。

 

 

今は、街中で、マスクをしている人はいません。

学校でもマスクをしている子供たちはいません。

セイフティディスタンスも気にしている人もいません。

 

スーパーなどで去年ロックダウンの際に床に貼られていたマークなど、既に剥がされています。

ただ、スーパーやガソリンスタンドなどで、アクリル板がレジのところにあり、それがコロナの名残と言えるでしょう。

 

 

レストランは通常営業です。

時短営業をしているところもありません。

毎日、レストランやバーは、現地の人たちで変わらず賑わっています。

 

 

でも、ホテルは静まり返っています。

北部のホテルで、問題なく営業しているところもありますが、特に、観光客が集まるアンスバタエリアのホテルにとっては、大打撃です。

 

ただ、政府主導で、いくつかのホテルは14日間の待機のために使われていて、補助が出ているため、大きく問題はないようです。

 

例えば、アンスバタビーチの端にある、ル メリディアン ヌメア リゾート&スパ。

ここは、一般人が使えない状態になっています。

 

他のホテルも、いくつかの部屋ということで、規制をかけながら両立しています。

従業員は、契約内容によってですが、解雇になっているようです。

 

 

でも、定期便がないのに、14日間の隔離も必要ないじゃないか。と思うでしょう。

東京ーヌメアの定期便は確かにありませんが、フランスからの移動は規制をかけていないのです。

本国ですから。

 

 

今でもほとんど毎日、フランスからの飛行機はヌメアに到着します。

東京経由で。

(まだ、日本人観光客は搭乗できません。)

 

その飛行機に乗っていた人たちが待機するためのホテルなのです。

ヌメアに来るフランス人のために、ホテルをキープしていると言うことですね。

 

 

日本の定期便は今のところ、7月末まで欠航です。

 

 

 

バヌアツーニューカレドニア間は、4月に定期便を再開させるようです。

 

 

 

市中感染がないと言うことで、普段通りの生活を続けている人は多いですが、旅行業に従事していた人たちは。。。

政府からの補助が出ていますが、もうすぐ1年。

 

旅行会社、バス会社、お土産物やさん、ウエディング会社。

この辺ですね。。

 

 

この国でさえも、元通りになるまでが、ほど遠いのです。

 

 

f:id:mikomiko85:20210226180840j:plain

19時のお月さま。屋根から顔を出しました。

 

f:id:mikomiko85:20210226180845j:plain

20時のお月さま。ずいぶん進んでいます。

 

それでも月は変わらずです。

 

 

不安もあるけれども、感謝しながら、落ち着くのを待つしかないのが辛いところです。

こんなところからできることはなんだろう。

 

 

自分は小さな存在だなと気づかされます。。