ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は午後から風が強くなりました。
わさわさ木々が揺れていました。
風が家の中に入ってくるのは、気持ちいいですね。
ちょっと強いな。と思いますが。
昨日、ニューカレドニアで、コロナの新規感染者が2人見つかりました。
そして、今日は1人。
去年の3月からコロナに感染が確認された人は、これで58人です。
去年3月にオーストラリア、シドニーから帰国した家族に感染が確認されてから、ニューカレドニアは国際線の定期便の飛行機を止めたりと、対策を講じてきました。
今は、街中で、マスクをしている人はいません。
学校でもマスクをしている子供たちはいません。
セイフティディスタンスも気にしている人もいません。
スーパーなどで去年ロックダウンの際に床に貼られていたマークなど、既に剥がされています。
ただ、スーパーやガソリンスタンドなどで、アクリル板がレジのところにあり、それがコロナの名残と言えるでしょう。
レストランは通常営業です。
時短営業をしているところもありません。
毎日、レストランやバーは、現地の人たちで変わらず賑わっています。
でも、ホテルは静まり返っています。
北部のホテルで、問題なく営業しているところもありますが、特に、観光客が集まるアンスバタエリアのホテルにとっては、大打撃です。
ただ、政府主導で、いくつかのホテルは14日間の待機のために使われていて、補助が出ているため、大きく問題はないようです。
例えば、アンスバタビーチの端にある、ル メリディアン ヌメア リゾート&スパ。
ここは、一般人が使えない状態になっています。
他のホテルも、いくつかの部屋ということで、規制をかけながら両立しています。
従業員は、契約内容によってですが、解雇になっているようです。
でも、定期便がないのに、14日間の隔離も必要ないじゃないか。と思うでしょう。
東京ーヌメアの定期便は確かにありませんが、フランスからの移動は規制をかけていないのです。
本国ですから。
今でもほとんど毎日、フランスからの飛行機はヌメアに到着します。
東京経由で。
(まだ、日本人観光客は搭乗できません。)
その飛行機に乗っていた人たちが待機するためのホテルなのです。
ヌメアに来るフランス人のために、ホテルをキープしていると言うことですね。
日本の定期便は今のところ、7月末まで欠航です。
バヌアツーニューカレドニア間は、4月に定期便を再開させるようです。
市中感染がないと言うことで、普段通りの生活を続けている人は多いですが、旅行業に従事していた人たちは。。。
政府からの補助が出ていますが、もうすぐ1年。
旅行会社、バス会社、お土産物やさん、ウエディング会社。
この辺ですね。。
この国でさえも、元通りになるまでが、ほど遠いのです。
それでも月は変わらずです。
不安もあるけれども、感謝しながら、落ち着くのを待つしかないのが辛いところです。
こんなところからできることはなんだろう。
自分は小さな存在だなと気づかされます。。