今夜はジビエ。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

結局、今日は1日雨でした。

朝は朝焼けも見えて、いい感じ〜と思ったんですけどね。

見る見るうちに崩れて行きました。

 

 

今日は息子、義父と一緒に、アメデ灯台島へのオプショナルツアーに参加することになっていました。

 

アメデ灯台はヌメアから約20キロ先にある無人島です。

 

f:id:mikomiko85:20210120143840j:plain

オプショナルツアーの主催会社、マリーDのホームページより。

 

ナポレオン3世の令によって作られたもの。

とっても立派なものです。

 

 

ですが。。

今日は悪天候により、ツアーがキャンセルになってしまいました。

出港時間前後にはかなり強い雨も降ってたので、しかたないですね。

残念でした。

 

来週の水曜に日にち変更したそうです。

今度は晴れるといいですが、どうでしょう。

 

 

 

 

 

さて、今夜は鹿肉です。

 

 

鹿肉はいつも手に入るときは骨つきです。

まずは骨を取ることから。

 

でも、はじめにすることは。

包丁を研ぐこと。

お肉を切るときには、基本です。

 

f:id:mikomiko85:20210120164516j:plain

包丁が切れないと良い調理ができませんもの。

 

 

f:id:mikomiko85:20210120164017j:plain

ももの部分。もちろん骨も皮もついています。

 

今日のはかなり大きいので、家のキッチンではスペースがなく、、

外でクーラーボックスを台にして切ることに。

 

f:id:mikomiko85:20210120164504j:plain

大きな皮を剥ぐと、お肉が出てきます。

 

でもさすがに、、

ハエがやってきます。

蚊もやってきます。

 

しまいに雨。。

外ですからね。

 

ある程度の塊を取れたところで家の中へ避難です。

ももの部分の塊なら良いのですが、膝に近いところは筋がたくさんです。

その筋と筋の間にお肉があるので、捌いているうちに面倒になってしまう私です。

 

f:id:mikomiko85:20210120164034j:plain

薄く切ります。

 

鹿肉は時間をかけて煮込んでも、あまり柔らかくなりません。

脂身がほとんどないので、パサパサになるだけなのです。

 

なので、我が家では、薄く切ってささっと炒めるだけにしています。

火を通せば通すほど、硬くなるからです。

 

加えて、味がつきにくいお肉でもあります。

時間をかけて染み込ませようとしても、難しいですね。

 

 

f:id:mikomiko85:20210120181712j:plain

にんじんと玉ねぎと生姜で炒めただけのもの。

 

なので、味付けもシンプルに、塩こしょうで。

 

 

鹿肉は赤身の肉なので、高タンパク、低カロリー、低脂肪のお肉です。

栄養成分は、マグネシウム、鉄分、ビタミンB2、B6、ナイアシンも多く含まれます。

貧血気味の人にも、ダイエットをしたい人にもおすすめなのです。

 

ちなみに、 鉄分は鶏肉の9倍も含まれるのですよ。

 

 

 

久しぶりの鹿肉、美味しくいただきました。

ニューカレドニアでも、鹿肉はきちんと流通はされていないです。

 

日本でも最近、注目され始めていますよね。

実はすごい優秀な食材なのです。