ニューカレドニアから、こんばんは。
今日も一日微妙な天気でした。
風もなく穏やかですが、雨上がりで蒸し暑いので、風がないのはきついです。
小雨が降ることはあっても、今日は大きく降りませんでした。
でも、この数日、強い雨が各地で降ったので、特に北部のブーライユという地区は浸水被害も出ています。
崖崩れなども。
ホテルもいくつかありますし、キャンプ場もあるけれども、、
それどころではなさそうです。
うちのあたりは、強い雨が降ったものの、水がはけているので、問題なさそうです。
でも、おかげで庭には大きなカタツムリがゴロゴロ。。
カタツムリは粘液を出しながら進むので、通ったところがバレバレです(笑。
今日は、子供連れにとても人気な観光ポイント、パークフォレスティア(自然公園)の紹介を。
ヌメア市内にあるけれども、交通の便があまり良くなくて、観光客の皆さんには行きにくいところにある、自然公園。
ホテルが並ぶ、アンスバタ地区からなら、車で15分程度なのですが。
いちばんの目的は、カグーです。
いつも家族と一緒のカグーは、一度決めた伴侶と一生添い遂げると言われる鳥。
浮気はしません(笑。
ニューカレドニアの固有種です。
とは言っても、ニューカレドニアの人全員が浮気をしないというわけではありませんが💦。
この鳥は、ニュージーランドのキウイと似ていて、羽が退化してしまったので、飛ぶことができません。
ジャンプはできますが。そこまで。
天敵と言われる動物がいなかったので、襲われる心配もなく、平和に過ごしていたら、いつの間にか飛べなくなってしまった。というわけです。
でも、猫や犬が入ってきてから、危機を迎えます。
絶滅危惧種に指定されてしまうほどまで数も減りました。
今は、賢明な保護により、数が増えてきています。
カグーの朝は早いです。
陽が出る少し前に、歌を歌い始めます。
羽を広げて、餌を取りに行くカグー。
怒るととさかも羽も広がります。
卵を温めるのも、ひなのせわも、ママに任せっきりにすることはありません。
交互に代わりばんこに。
人間も見習いたい習慣ですね!
他に、ノトゥーという最大級の鳥や、ものを使って獲物を取る、ニューカレドニアからす。
たくさんの鳥やコウモリも。
そして、この公園内には、放飼いの鳥が悠々歩いています。
園内に入ると、すぐに出迎えてくれるでしょう。
奥には、大きなニューカレドニアならではの蜥蜴を展示しているブースもあって、なかなか人気です。
同化していることが多いので、見つけるのも一苦労。
ニューカレドニアの蜥蜴は、日本で高値で販売されているようですね。
広い園内、回るといい運動です。
幼稚園や小学校低学年の遠足で必ず行く場所。
子供だけでなく、大人でも楽しめる場所。
自然の摂理や、リサイクルなども学べるところでもあります。
たまには童心に帰って、こんな自然公園を散策するのも良いかと。
自然の中を歩くだけで、ニューカレドニアの違った一面を見ることができます。
その際にはぜひ、声をかけてくださいね。
送迎や園内も。
もちろんご案内させていただきます。