ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は薄曇りでした。
夕方になって明るくはなりましたが、青空もそう大きくなく。
すっきりしない一日でした。
でも夕焼けはキレイに見えました。
明日は回復するのかしら。
25日といえば、シュークリームだな。と今日はシュークリームを作りました。
シュークリームはお菓子の中でも得意なもの。
でも、気が進まないと作りません(笑。
気が進まないときに作ると、絶対失敗するから。
他のお菓子でもそうですけどね。
大学時代に、アルバイトをしていたのが、シュークリームで有名なケーキ屋さんだったから。
ケーキ屋さんだから、もちろん、クリスマスはかき入れ時です。
外の特設会場で、声を出しながらの販売。
手足の感覚がなくなるくらい。
クリスマスは何時間働いたかもわからないくらい、働きました。
予約のケーキも半端な数ではありません。
大きい冷蔵庫にも入りきらないくらい。
加えて、併設のレストランも、クリスマスメニューで、忙しかったし。
それでも楽しかった。
良い仲間に恵まれて、お祭りのように仕事をした記憶があります。
給料もアルバイトにしてはいい金額をもらっていました。
奨学金をもらっていた私にとって、とてもありがたいバイト先でした。
大学を卒業して就職したら、手取りがものすごく減って(笑。
まあそんなものですね。
なので、クリスマスといえば、シュークリーム(笑。
シュークリームのシューは、高温で焼くものです。
膨らんでからきちんと焼かないと、オーブンから出すと萎んでしまいます。
途中オーブンを開けることも許されない。
ただひたすら。
待つだけです。
温度差が命取り。
一度萎んでしまうと、いくら焼いても膨らみません。
主人も息子も好きなので、うちではシューとクリームを別にテーブルに用意をします。
自分で好きなだけクリームを入れてください。という形。
クリームは、お鍋いっぱいに作りました。
このニューカレドニアのリフー島のバニラをクリームに入れました。
香りがいいバニラ。
フルーティでカカオの風味がすると言われるくらいに。
バニリンという香りの成分が他の生産地のものより多いのです。
ちなみに香り成分を数字で表すと、ニューカレドニアのものは、2、8%以上。
タヒチのものは2%以下です。
ニューカレドニアにはいくつものバニラ園が。
始まりは、150年ほど前。
イギリスの宣教師が運び、それをリフー島に植えたと言います。
まだ浅いバニラの歴史。
それぞれ小さな農園なので、農薬なども使うことなく、自然のままに栽培されているのです。
だから、自然の恵み、いっぱいです。
離島には見学をさせてくれるところもあります。
もちろん、お土産にもとても人気です。
スーパーマーケットにも、朝市にも。
知る人ぞ知るって感じです。
そうでした。
バニラの花言葉、知っていますか?
「永遠不滅」
花は1日しか持ちませんが、バニラの実の香りがとても良く、持続するから。
いい言葉ですね。
プロポーズに使えそうです!