ニューカレドニアから、こんばんは。
今日はまずまずの天気でした。
昨日があまり良くなかったから、余計にそう感じたのかも。
この天気が昨日だったら、川に遊びにいけたのにな。と思ったり。
でも、明日はまた崩れるようです。
そのせいか、午後からなんだか怪しい雲が広がってきて。
この後、夜中にでもドカンと降りそうな気配ですね。
今日は、早く上がれた主人と、友人のお見舞いに行ってきました。
今夜の仕事があるからと、お昼過ぎに家に戻ってこられたのです。
ニューカレドニアの総合病院は、確か、4年前くらいに移転しています。
ほとんどの土地が埋め立て。
いくつかの病室からは海が見えますけどね。
移転したことにより、観光客が利用するホテルが並ぶ、アンスバタ地区から離れてしまいました。
おかげで大きな敷地です。
本当にわかりにくい病院です。
友人は先週末、病院に運ばれました。
ふらついて頭を打ってしまったって。。。
彼女は旦那さんと死別した後、一人暮らしです。
猫と犬と。
でも壁続きに彼女のアパートがあって、そこに2家族住んでいます。
いつもは昼間、犬を外に離すはずの彼女が、あの日は夜になっても家から出てこないのを不審に思い、声をかけたけど、応答なし。
で、アパートの住民が消防に頼んでドアを壊して中に入ったところ。
リビングで倒れている彼女を発見したと言うわけです。
その時、既に床に血が残っていたそう。
今日見た彼女は痩せていました。
ベットに横たわっているけど、目も開いているけど。
記憶を少しなくしているよう。
主人を見ても、あまり反応せずで。
でも、すぐ後に、彼女の家の庭を定期的にメンテナンスをしている男性が来て。
声は聞こえなかったけど、その人と何かを話そうとしている様子が見えてほっとしました。
やはり麻痺が残りそうだと言う医師の話。
ケラケラ笑う彼女をもう見ることできないのかな。
少し前に一緒に食事をしたから。
あまりに信じられないと言うか。
彼女の娘さんはタヒチにいるよう。
やはり、こんな状況もあって、すぐに駆けつけることができない。
それはわかります。
でも。
看護師さん曰く、娘さんが来るのは来年の12月だそう。
って、まだ当分先の話じゃない(怒。
そういえば、彼女言ってたな。
私は娘とあまり合わないけど、ここでたくさんの友人がいるから。
寂しくないの。って。
仲が悪いとしても、母親の一大事。
駆けつける気持ちがあっても良さそうな。
歳をとってからの一人暮らしって、危ないよなあ。
何かあった時すぐに確認ができる距離って大事だよな。
そんなことをぐるぐる考えていたら。
息子が。
おじいちゃんと同じだね。って。
そうだった。
私の父は。
ひとり暮らしをしてて。
そのまま一人で逝かせてしまった。
私が電話した時はちょっと弱音を吐いてた。
珍しく、苦労かけたな。悪かったな。とか言ってたもの。
そこで察するべきだった。
自分が危ない状況に陥った時。
子供に会いたいと思うだろうけど・・・。
でもね、もし、遠くにいたら。
無理することないから。って。
新しい家族を優先にして。と言うだろう。
迷惑をかけたくない。から。
でも、私のように、息子に後悔だけはして欲しくない。
それだけ、毎日を大切に生きることが一番なんだと思う。