いやいや期は誰でもあること。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日はすこぶる良い天気でした。

気温も気持ちいいくらいまで上がっていて、日差しも強くなっています。

風がありますので、泳ぐにはまだ早い感じに思えますね。

 

 

やはり青空は大好きです。

長く住んでいた東京周辺はどうしても空が狭いですが、ヌメアは違います。

大きな空が見えますね。

 

大きな建物もないので、開放感があります。

 

 

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椰子の木と青空。大好きな組み合わせ。

  

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お日さまを背に受けて輝いています。

 

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ライチの実もだんだん出てきています。

 

 

今日は、息子の大事な、中学卒業検定試験の日。

お昼に戻ってきて、難しかった〜。と言っていたので、結果はあまり期待しない方が良いでしょう(笑。

明日もあります。

明日は数学、化学、物理。

また手強そうですね。

 

 

心配ですが、本人次第ですからね。

私は見守るしかできません。

 

 

 

 

今日は、そんな息子のイヤイヤ期に遡ってのことを。

 

息子は3歳になる少し前に幼稚園に行くことになりました。

その前までは保育園にも行ったことがない、フランス語もほとんど話せない、そんな状態でした。

ほとんどの時間を私と過ごしたのですから。

 

友人たちにも、近所の人たちにも、幼稚園入るときに苦労するよ。

きっと大泣きするんじゃないの?って。

 

もちろん覚悟はしていました。

 

 

フランス語は幼稚園に通い出せば、そのうち話すだろう。と思ってました。

友達からきっと吸収していくだろう。と。

 

でも、男の子だからか、ずいぶん遅く感じました。

 

 

 

だからでしょうね。

息子は幼稚園に行きたくないと駄々をこねることが本当に多かったです。

 

 

 

 

あの日も、そうでした。

 

スイッチが入るというのはこのことなんでしょうね。

 

いつも通りに、もう行く時間だ、トラック持っておいで。と息子に声をかけたのです。

 

今日のトラックを選んで、支度をするはずでした。

でも、あの日は、ソファーに横になって、ないない!!

 

埒が開かないので、小さな息子のトラックコレクションから適当に選んで、息子をおんぶして、車へ。

 

でも、そこでも問題。

運転席から動かないのです。。。

 

時間も迫っているから仕方ない。

息子の前に座って、運転して幼稚園まで。。

ドキドキものでしたが、できないこともなく、ほっ。

大した距離でもなかったのが幸いでした。

 

 

幼稚園について、友達の顔を見たら、違うかな。と思ったけど甘かったのです。

いつもは車にトラックを置いて、歩くはずなのに。

そこでも、ないない!!

車から降りようともしない息子。

気乗りしないようで。

 

 

ようやくおんぶして、鍵をかけたら、トラック〜。と言い出すし。

学校には持っていけないから。車の中で、お留守番。と言っても納得してくれません。

 

おんぶからおりたいというポーズをするので下ろすと、今度は座り込んでしまうし。

やっとの思いで、教室に着くと、廊下に転がってしまう息子。

ここでは、トラック〜。を連発。

 

 

 

前日見に行ったトラックが気に入ったのか、また見に行きたいのか。。

 

そう思って、じゃあ、今日も終わったら、トラックを見に行こう。

だから、頑張って。そう諭しても反応なし。

 

最後にトイレにいかせたいのに、それどころじゃないなと思った頃に、

サブの先生が見かねて出てきてくれました。

既に鐘もなっていましたし。

 

 

そんなあたりで、息子はおしっこ!と申告。

自分から言ってくれた!と連れて行ったのに、結局、ないない!と言ってせず。

トイレに座り込もうとする始末(汗。

 

 

幼稚園がそこまでいやなら、気分が乗らないのなら、帰らせようか?と思ったけれども、既に教室の前だったので、、

 

サブの先生も、あとは引き受けるからと言ってくれて。

でも涙目の息子を置いていくのは気が引けましたが、泣いている息子を抱っこして教室に入ってくれたので、帰ることに。

 

この間、約20分。。

振り回されました。

 

 

でも、お昼に迎えにいくと、普通に戻っていた息子。

サブの先生も、あれからすぐ泣き止んで、みんなと遊んでいたから、安心して!と。

 

ほとんどフランス語が話せない息子に手を焼いたと思うのに、大変だっただろうな。

 

 

こんな話を息子に話すと、良い思い出だね。って。

なんだか他人事(笑。

張本人なんですけど!

 

良い思い出ではなく、苦労した思い出。

 

 

いやいや期は誰にでも来るものでしょう。

自己主張ができるようになったというのは喜ばしいことでしょう。

 

 

頭ごなしに起こらず、大きな心を持って接していくこと。

子供と、信頼関係を築くこと。

 

 

でも、疲れます。

体力的にも、精神的にも。

 

子育てはそんなものです。

だからこそ、周りに助けを求めましょうね。