ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は9月5日。
1774年ジェームスクックがニューカレドニアを発見した日です。
ニューカレドニアとヨーロッパの歴史はここからです。
ジェームスクックは、ニューカレドニア本島を発見した同じ時期に、トンガ、イースター島、
バヌアツも発見しています。
ニューカレドニアと言う名前は、カレドニア(現在のスコットランド)に似ていると言うところからつけられた名前。
元々、ニューカレドニアは、8500万年前にゴンディアナ大陸からニュージーランドと共に分離しています。
でも、2500万年前にはほとんどの部分が海に沈んでしまいます。
陸地の部分がニュージーランドとニューカレドニアになるわけです。
ジーランディア大陸はオーストラリア大陸の約4割くらいの大きさだったと言われています。
地殻が他の大陸より薄いために、海面上に上がることができないのです。
今では、9割以上が海に沈んでいるようです。
そのためにか、ニューカレドニアにはたくさんの固有種があります。
ニューカレドニアの動植物のうち、75%ほどがニューカレドニアのみの固有種だと言われるほど、固有種率が高い国なのです。
本島でも、まだまだ手つかずの土地もたくさんあります。
有名どころでは、飛べない鳥、カグー。
絶滅危惧種に指定されている鳥。
日本では、野毛山動物園にいるようですね!
育児にとても協力的な鳥なのです。
卵を温めるのも、交代制。
浮気もせず。
人間が見習うべきところです。
理想のカップルですね!
ニューカレドニアには、鳥の固有種は、カグーを含めて17種もあるのです。
ニューカレドニアへは日本から直航便で8時間半ほど。
時差はたった2時間。
ニューカレドニアの方が2時間進んでいます。
もちろん、カグーに会いに行くツアーもあります。
野生のカグーにも。
コロナのトンネルが抜けた頃。
ぜひ、ここニューカレドニアのことを思い出してください。
透き通った海や青空が皆さんをお待ちしています。