ニューカレドニアから、こんばんは。
昨夜からの大雨もお昼前に一応おさまりました。
おかげで庭はぐちゃぐちゃ。
なんとなく西の方角は青空も見えたけど、まだ降りそうな感じ。
明日もぱっとしない天気になりそうです。
こんな大雨の後は、いろいろな小動物がウロウロし始めます。
小動物と言うより、虫と言った方がいいのかな。
まずはカエル。
この辺に出てくるカエルはそんなに大きくありません。
3、4cmくらいのもの。
すぐ近くのマングローブ周辺に住むカエルです。
でも、これが厄介です。
家に入ってしまうと、追い出すのに一苦労。
大嫌いなものの1つですね。
それから、ムカデ。
ここには大きなムカデがいます。
20cmくらいのもの。
それでも意外と早い。
シュシュ〜〜と逃げるのです。
もちろん小さなものも。
ムカデは毒があるので、注意が必要です。
小さい犬なんかは、ムカデに刺されて死んでしまうこともあります。
1匹いるとつがいで。とか言われるムカデ。
ちなみに、ムカデは漢字で書くと、百足ですが。
フランス語ではミルパット。
千の足という意味です。
100でも十分多いと思いますが、フランス人はさらに1000まで増やしています。
実際は幾つあるんでしょうかね??
それと、カタツムリ。
フランス料理にありますが、エスカルゴ。
オリーブオイル、ニンニクと、ハーブで料理するあれ。です。
ヌメアではフランス料理のお店なら前菜として見ることができるでしょう。
ニューカレドニアのエスカルゴで有名なのは、イルデパン産です。
是非、イルデパンのエスカルゴは身がぷっくりとして、臭みもありませんので、ご賞味くださいね。
ヌメアのスーパーでも、エスカルゴを見ることができます。
冷凍コーナーにありますので、チェックして見てください。
オーブンにそのまま入れて。というものでアルミのお皿に入っています。
面白いものでは、エスカルゴの殻も販売されています。
殻に入ったエスカルゴを買うのは高いので、中身を買って、調理してから、この殻に入れてテーブルに。というもの。
で、食用のエスカルゴと、庭に出没するカタツムリは種類が違いますので、ご安心ください。
ここのカタツムリは、ずいぶん大きいものがゴロゴロです。
踏み潰そうとしても、堅くて壊れないものまで!
粘液を出して歩くし、フンもするので、雨の後はあちこちに証拠が残ります。
あまりいいものではありませんね。
大きいものが多いので、被害も大きいです。。
最後は蚊です。
これは通年出るけど、雨の後はもちろん多くなりますね。
水溜りなどを放置しておくと、すぐに卵をうみつけて。。
どんどん増えてしまいます。
そして、ここでコロナより怖いのがデング熱。
デングウイルスを持つ蚊を媒体として起こる病気です。
かなりの高熱と、骨の痛みなど。。
少し前に日本でも騒ぎになりましたね。
デング熱は人から人へは移りません。
でも、適切な処置をしないと、死に至る病気でもあります。
そのために、幼稚園のころから、理科の時間で何度も何度も蚊について勉強させられます。
薬がないので、予防するしかありません。
予防といっても、蚊に刺されないようにすること。
水溜りを作らないようにすること。
そのくらいしかないのです。
観光客の多く集まるアンスバタ地区は定期的に殺虫剤を撒いていますので、まず大丈夫でしょう。
あ、ちなみにその辺だけですが(笑。
うちでは蚊取りのラケットで退治します。
これまた楽しいですよ。
日本も梅雨が明けて、本格的な夏。
蚊も多くなってくるでしょうから、気をつけてくださいね。