帝王切開のイメージ

こんばんは。

今日は昨日と打って変わって雨の1日でした。

夜になっても雨が降っています。

明日もこのままのようです。

 

 

今日は帝王切開の話です。

 

どうしても、帝王切開はいいイメージがありません。

自然分娩と比べられるからでしょうか。

 

安産イコール自然分娩。

自然ではない、イコール邪道。というイメージなのでしょう。

 

医療の力を借りた出産がどうしてこう理解されないのでしょう。

 

 

でも帝王切開は色々なケースがあります。

 

自然分娩では救えない命も、帝王切開なら大丈夫になったケースもあります。

今の時期、コロナウイルスの関係もあって、多くの妊婦さんが帝王切開になったと聞きます。

産院が施設不足になってしまったからでしょう。

 

 

 

私も帝王切開でした。

 

微痛陣痛が続いて、ここまで降りてこないというのは赤ちゃんに何か起こっているのかも。ということで、有無も言わせずでした。

 

 

妊娠中に読んだ育児書には、帝王切開でよかった。楽だった。

とか書かれていても、あまりイメージが湧きませんでした。

 

でも漠然と、自分は普通に息子を産むと考えていたのです。

それからして私も、、偏見を持っていました。

 

 

そして、帝王切開をして、退院して、育児書を読み返してみると。

帝王切開に関して本当に情報がないのです。

 

1冊に1行あるかないか。

 

帝王切開の後、次の出産は自然分娩は難しい。ということくらい。

 

 

実際は、、

かなりキツかった。

 

お腹に力が入らない。

起き上がるのもしんどい。

傷口が数年痛むことも。

赤ちゃんがお腹に乗ってくると痛いし。

 

 

体力的にもそうだけど、色々な心ない言葉。

 

 

どうして帝王切開になったの?

力まなくてよかったから楽だったでしょう?

麻酔をしているから、痛みを感じないだろうし、そんなの出産したとは言えないよ。

母性が出てこないのでは?

子供が我慢強くないのはそのせいでは?

 

無痛分娩が主流のニューカレでさえ、これでした。

 

ものすごい根拠もない偏見です。

 

 

ずっとお腹に赤ちゃんを抱えて、それで出産するのは同じ。

母体にダメージがかかるのも同じ。

お産は人それぞれ。

100人いたら100通りのお産がある。

 

良い出産、悪い出産。

そんなものもありません。

 

 

帝王切開だって、命がけなのです。

命を落とすことだってあるくらいに。

 

いずれにしても赤ちゃんが生まれることはおめでたいこと。 

それをとやかく言うのはどうなのかなと思うのです。

 

 

総体的に帝王切開をした妊婦さんは数が少ないでしょう。

それでも、かなり増えてきているはずです。

 

 

2014年の記事ですが、NHKでこんな特集を組まれていたことがありました。

もう6年前のものですが、イメージは変わっていません。

 

www.nhk.or.jp

 

もし、周りで帝王切開で出産する(した)ママがいたとしたら。

普通に接してあげてください。

お願いします。

悪いことでもなんでもないのですから。

 

 

ちなみに、私の傷は痛痒いのが続いてキツかった時期が長くありましたが、5年過ぎた頃からようやく痒みもなくなりました。

乾燥すると痒くなるみたいで、クリームがしばらく手放せなかったです。

 

 

悩めるママたちが少しでも前を向いて子育てできますように。