赤ちゃんとアルコール

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日は一日とても良い天気でした。

それでも最高温度が26度。

このくらいだと過ごしやすいです。

 

 

 

さて、この島国はフランス領です。

まだ独立していないフランスの海外統治国。

 

ですので、フランスから色々なものが輸入されてきます。

もちろん、フランスだけでなく、ユーロ圏の国から。

 

フランスといえば、ワイン。

そのワインがニューカレドニアでは美味しく飲めます。

スーパーにはワインコーナーがあり、たくさんのワインが並びます。

どれを選ぶのが良いのか、、迷ってしまうくらいに。

 

 

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サンテミリオン。重いので、お肉料理によく合います。

 

というのも、ニューカレドニアに輸出といえども、フランス国内に出回るのと同じ扱いになり、防腐剤が入っていないのです。

 

日本で売っているフランスワインは防腐剤が入っています。

まあ普通に考えても、味の違いはわからないですけどね。

 

 

友人が集まる席には必ずワインが用意されます。

ホストが用意するのも、ゲストが持ってくるのも。

 

アペリティフも、ワインもウイスキーも。

お酒を飲んでから運転は、、ある程度は許されているので、大丈夫(汗。。。

 

 

 

あの日は、私の元同僚が双子ちゃんを産んで、顔見せということで4家族で集まった時です。

双子ちゃんはまだ1歳にもなっていない、まだまだ赤ちゃん。

よく似て可愛い男の子達でした。

 

 

しばらくぶりに集まったから、話も弾み、子供同士、ママ同士、パパ同士。

色々と話ができました。

 

メインが出てワインも出て。

そんな時です。

 

双子の1人をそのパパが抱えていました。

なんと、そのパパは、ワイングラスから、赤ワインを赤ちゃんに飲ませ始めたのです。。

 

テーブルにいたのは皆、子持ちのパパ、ママです。

特にママ達は唖然。

 

 

いやあね〜。

ワインが好きでね〜。

困っちゃうよ。

僕に似たらしくって〜。

飲ませてくれってせがむんだもの。

ほらほら、もう1口って言ってるじゃん。

その後寝てくれるから、ありがたいんだよ。

 

と言い出す始末。

 

ワインの後にはコーヒーまで。

 

双子のママはというと、、、

 

そうなのよ〜。

止めてあげてというんだけど、聞き入れてくれないの〜。

飲んだ後寝てくれるから、まあいいかな。って最近は諦めているの。

 

 

その場にいた皆、呆れ顔。。

 

 

 

妊娠中や授乳期間中に、少しだけ私もお酒を飲んだことがありました。

でも、少しなのに、罪悪感でいっぱいになったり。

 

自分の考え方が普通だと思ってたので、、、双子ちゃんがかわいそうでした。

虐待の一種ですよね。これ。

 

 

 

確かに、どうにかなるさ。と言わずにいられない育児。

 

でも、もし、理不尽なことが起きたなら、赤ちゃんのためにならないことならば、ママが赤ちゃんを守って欲しいのです。

そんな時はどうにかなるさと見ないフリはしないでください。

 

それが大事なパパでも、大事な義両親でも。

 

赤ちゃんは自分で自分を守れないのですもの。

ママが、赤ちゃんが笑う環境が一番です。

 

 

 

少しでも悩んでいるママたちが、ほっとできますように。