みなさん、こんばんは。
今夜は東の空に綺麗に蠍座が見えます。
ちなみに私は蠍座です。(って関係ないか。。)
ニューカレドニアは今日から完全にコロナウイルス対策の規制が解けました。
でも、既に解除になっていたと思っている人がほとんどでした。
マスクもしている人ももう見ないし。
スーパーにあった、床のソーシャルディスタンスのテープも剥がされているところがあるくらい。
緊張感は全くありません。。
ここには、バスはありますが、電車がありません。
元々、日本の四国ほどの小さな島国です。
この島の住民は28万人ほど。
首都のヌメアには10万人弱住んでいます。
全体の人口密度は15人/km2ほどにもかかわらず、ヌメア市に絞ると、2150人/km2にも上がってしまいます。
ちなみに、東京都の人口密度は、6359人/km2ですが、、
最高密度の、豊島区に至っては、23150人/km2なんですね!
すごい人数です。
豊島区といえば、池袋駅がありますものね。
こんな状態でしたので、コロナウイルスは結局外部からの人たちだけに止めることができたのでしょう。
合計19人でした。
でも、まだエアカランは日本やオーストラリアなどの定期便を再開していません。
これが8月から。
加えて、旅行会社などの観光業はまだまだです。
いくら日本からの定期便が復活しても、すぐには難しいでしょうね。
ご存知の通り、この島にはニッケルがあります。
埋蔵量は無限大。と言われるくらいのものです。
そして、他の国から比べて、精度が高い。
明治時代から大正と、日本からニッケル採掘のためにたくさんの人たちが海を渡ってきました。
そこから日本との友好関係が続いているのです。
もちろんニューカレドニアから輸出もしています。
日本はお得意様です。
ニューカレから出た船は、大きく日本を回り、北陸へ。
そのために、観光客が来なくても、経済的には大きな問題にならない。
ニッケルの上にあぐらをかいているからでしょうか。
それがこの島にあるから、フランスが手放さない。とも言われているくらい。
ニッケルは、加工されるとどんなものになるか、ご存知ですか?
身近なところで、10円玉。
あとはステンレスの原料になるので、スプーンやフォークなど。
もし、お財布の中に10円玉があったなら、ニューカレドニアから遥々運ばれてきたニッケルから。。と考えてみてください。
今、観光客用のホテルが並ぶ、アンスバタビーチは、とても静かです。
それはとても寂しい。
1日でも早く、この島に観光客の笑顔が戻ってきて欲しい。
それを願っています。