こんにちは、みなさん。
今日のヌメアは本当に良い天気になりました。
昨日まで天気がぐずついていたとは思えないくらいです。
おかげで洗濯物も乾くかわく。
ありがたいですが、忙しいです(笑。
息子は年少のクラスの担任の先生が大好きでした。
ニューカレドニアの離島、マレ島でも、多言語の家庭で育った子供たちを見ていたこともあり、うちの事情もよくわかってくれたからでしょう。
きっとその辺も息子への対応に出ていたのだと思います。
でも、学年途中で、その先生が病気で長期の休みを取ると、息子が幼稚園に行きたがらなくなりました。
代わりの先生がちょくちょく変わったからのようです。
ようやく新しい先生に慣れたと思ったら、その先生はいなくなってしまった。と言うのの繰り返し。
幼稚園に行くのに、着替えるのも拒否。
車に乗るのも拒否。
駐車場に着いたら、今度は降りるのを拒否。
大声で泣き喚いて、、、
仕方なく教室までおんぶして、ぬいぐるみも持たせて。
クラスのみんなを見ると、観念したように、私から降りて。
まあそんなことは息子、今では覚えていないでしょうね。
どうにかこうにかで年少の1年を終え、年中さんになった時。
確か、2ヶ月後くらいに、先生に呼び出されました。
息子さんは、耳が聞こえないのだと思います。
こちらの言うことを理解していませんし、明らかに他の子供たちと遅れています。
これは、幼児難聴です。
早いうちに適切な医者に診てもらうことをお勧めします。
確かに、他の子供たちは、きちんと文章を話すこともできていたりしています。
女の子は特にお話が好きですね。
でも、息子に対して、今まで難聴を疑ったことはありませんでした。
私の話す日本語にもきちんと反応するし、主人が話すフランス語にも、たどたどしいけれども、答えるようになってきて。
私が日本語を話すから、フランス語に触れる機会が少なく、遅れてしまうのは仕方ないことだと思ってました。
特別扱いをしなくていいから、見守って欲しかったのに。
主人は仕事であまり家にいることもなく、たまに早く戻ってきたときには、友人の家に遊びに行ってしまう。
息子は幼稚園から戻ると、ほぼ日本語の環境だったのです。
ここから、私の子育ても迷走します。
日本語で息子に話しかけることは今まで通りでしたが、寝る前に毎日日本語の本を読んでいたのを止めました。
息子に必要なのは、日本語じゃなくて、フランス語だと思って。
私と話すより、テレビからフランス語を聞き取ってもらった方がいいのかな。とか考えたり。
親が早くに離婚をしてしまった私にとって、本の読み聞かせは、自分がしてもらえなかったこと。
息子にはやってあげたかったのです。
自信がなくなってしまったんだと思います。
でも、信念を持って、言語なんて構わず、息子に本の読み聞かせを続けてあげれば良かった。と今では後悔しています。
本からいろいろなことを学べます。
集中力だって。
語彙も。
想像力も。
お子さんにはできるだけ、本の読み聞かせをしてあげてください。
小さい頃のこんな思い出は、大きくなって実を結びます。
今でもフランス語が他の子供たちから比べて遅れている息子を見ると、あの時の先生の顔を思い出すのです。
見下すような目。
あの目に負けてしまったのでしょうね。
少しでも、悩んでいるママたちの力になれますように。