言葉の壁

ニューカレドニアからこんにちは。

 

今日から6月。

みなさん、いかがお過ごしですか?

 

東京でも、緊急事態宣言の緩和が影響してか、今日から仕事、学校と言う人たちも多いでしょうね。

 

 

ここニューカレドニアの新学年は2月です。

2月中ばから始まります。

義務教育は2歳半ごろから。

これは生まれた月にもよるわけです。

 

学校は2月からですが、生まれた月の区切りは6月から次の年の5月。

6月生まれは3歳半で学校に行くことになりますが、5月生まれは2歳半と言うわけです。

 

で、幼稚園は3年。

年少年中年長。

これは日本と同じです。

一応、義務教育にはなっていますが、この3年間は行かせなくても親に罰則はありません。

ただ、補助金はもらえないことになります。

 

息子は3月生まれなので、3歳になる前に幼稚園に行くことになりました。

私と過ごしていた時間が長く、幼稚園に行っても泣き喚くだろうな。と言うのは心配していましたが、大きな問題は、トイレでした。

 

おむつは禁止ですから。

前年11月の面接の時に校長先生にそう言われてしまったのです。

 

息子はトイレトレーニングに時間がかかりました。

パンツを履かずに家で過ごすと、シャワーブースに自分で行っておしっこをしてました。

でも、パンツを履かせるとだめ。

遊びに夢中になると、トイレも忘れる。

 

クリスマスには、高熱を出して寝込んだせいもあり、おむつに逆戻り。

薬で寝てしまうために、母乳は卒業できたけど、、

どうしよう。。

 

結局、トイレトレーニングも中途半端なまま、幼稚園が始まりました。

 

どうしても男の子は遅くなる傾向にあるみたいですね。

幼稚園でもよくお漏らししていました。

年少さんの教室の横には、シャワーブースもあり、その辺は先生たちがケアしてくれたようですが、、

 

これは性格にもよることだったなと思います。

 

元々社交的な性格ではない私が、この地で子育てですから、、

子供ができて、会社を辞めたことで、同僚たちとも疎遠になり、、

 

だから自分から先生に話しかけることもできない。

息子が内向的な性格になったのは、私のせいでしょうね。

 

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息子が年少の時のもの。クラスで、ママとパパの日のために歌の披露をしてくれました。

 

加えて、言葉の問題もありました。

家の中で私が息子に使う言葉は日本語です。

主人と私が使う言語は基本的に英語。

主人は息子とフランス語で会話をします。

 

幼稚園が始まった時は、自分の名前さえ、息子は言えませんでした。

もちろんトイレに行きたい。なども言えるわけがありません。

 

日本語としても、息子は少しの単語くらいしか話せませんでしたから。

 

言葉の壁と性格と。

この問題はしばらく私を悩ませることになるのです。

 

 

こんな私の体験が少しでも、悩んでいるママたちの光になりますように。